岩本
岩本
松村
樹は額から血を流し、
大我は胸から血を流していた。
2人は覆い被さるように倒れていて
傍には銃弾が2つ。
仲間を何人も失って流した涙は
もう乾ききって出なくなった。
みんなも涙を流すことなく
ただ一点を見つめていた。
向井
向井
阿部
阿部
髙地
ジェシー
佐久間
向井
1人、また1人と部屋へ戻って行った。
岩本
松村
岩本
最後に部屋を戻ろうとした北斗を
俺は呼び止めた。
松村
岩本
俺がもう一度当たりを確認しても
カメラらしきものは1つもない。
流石に監視はされていないだろう。
岩本
松村
岩本
岩本
松村
岩本
岩本
岩本
松村
岩本
松村
岩本
岩本
松村
岩本
岩本
岩本
松村
岩本
岩本
松村
岩本
岩本
北斗と別れた後、
4日目のゲームが始まった。
俺たちは、
もうこの光景に慣れてしまっていた。
何の音も聞こえない同じ道を
怯えながら1人で歩く。
ずっと同じだった。
スタッ……スタッ……スタッ……
岩本
前から慎太郎が歩いてきた。
森本
慎太郎は俺に躊躇なく銃を向けた。
岩本
パァンッ……
間一髪のところで避けられた。
俺はすぐさま後ろを向いて走り出した。
途中、
パァンッ……パァンッ……
と、何度か銃声が聞こえたが、
後ろは振り向かなかった。
慎太郎は追いかけなかったのか、
足音は聞こえてこなかった。
呼吸を忘れるぐらいに走り、
薄暗い部屋に飛び込んだ。
岩本
なんとか息を整えながら
俺は疲労し、その場に座り込んだ。
そのままずっと部屋に留まっていた。
ピーンポーンパーンポーン……
GM
幸い今日の犠牲者はいなかった。
4日目 死者0人
ゲームの後、
俺はさっきと同じ場所に
北斗と慎太郎、舘さん、阿部、翔太、髙地を呼んだ。
康二はずっと話せそうにない。
今は佐久間とジェシーと一緒に
部屋で休ませている。
髙地
森本
森本
森本
森本
岩本
松村
松村
岩本
宮舘
渡辺
俺は北斗との計画を
みんなに話した。
宮舘
渡辺
岩本
岩本
髙地
髙地
森本
宮舘
渡辺
岩本
岩本
岩本
岩本
岩本
森本
岩本
岩本
森本
この計画が上手く行けば、
俺たちは助かる。
そう思っていた。
朝になってすぐ、
いつもはないアナウンスが鳴った。
ピーンポーンパーンポーン……
GM
GM
GM
GM
GM
俺はそのアナウンスに耳を疑った。
監視カメラはどこにもなかった。
俺たちの会話なんて聞こえないはず。
俺は近くにいた北斗と目が合った。
松村
岩本
松村
松村
俺に、考えたくない1つの可能性が
浮かんできた。
松村
松村
岩本
岩本
岩本
コメント
3件
内通者…
え...グルいるの?...めっちゃ気になる✨続き楽しみです!