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目立たないモブに俺(私）はなる！

第4話 - 五条悟、家に来る！？

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2023年02月07日

#呪術廻戦

#転生

#モブ

#などなど

コーヒー牛乳

希

おはよ～

母（愛美）

おはよ～

母（愛美）

ねぇ、希。今日学校、臨時休校なんだって。

希

そうなんだ。え、なんで？

希

（まあ、昨日の夜あんなにドンパチして学校荒れてない方がびっくりだわw）

母（愛美）

昨日の夜に、校舎が壊れたって………ねぇ希。

母（愛美）

昨日、夜に学校行ったわよね？

希

…うん、行ったよ。

母（愛美）

蛍と昨日の夜少し話したんだけど、あなた、
呪術師に会ってない？

希

えっ、なんで…………。

母（愛美）

やっぱり。昨日の夜、希から誰かの残穢が見えたのよ。

希

（鋭い……流石母。）

希

うん、会ったよ。前言ってた、現代最強の人に。

母（愛美）

そうなのね…………。
希、私はあなたに自分の身を守れるぐらいには
呪術に関して色々教えたわ。

母（愛美）

けれど、それ以上のことは何も教えていないの。

母（愛美）

あなたが知っているのは、表の話。
呪術界は、あなたの思っている以上に残酷な場所よ。
地獄を具現化したみたいにね。。。

母（愛美）

私は、あなたに死んでほしくない。
ずっと、そばでニコニコ笑っていてほしい。
当たり前の日常を送ってほしい。

母（愛美）

明るい光のある場所ですくすくと育ってほしい。
希望の満ち溢れる、そんな人間になってほしい。

母（愛美）

だから、「希」という名前を付けたの。

母（愛美）

呪術を知っている、持っているあなたはいずれ、関わることに
なるだろうと思ってはいたの。でも、それが昨日だったなんてね…。

希

……………

母が、こんなに考えていたなんて知らなかった。軽い気持ちで今まで過ごしていたけど、本当に、危ない世界なんだ、、。もう、紙じゃない。ひとりの人間なんだ。

と、頭の中をグルグル回転させながら言葉を言おうと口を開けた瞬間

インターフォン

ピーンポーン♪ピーンポーン♪

母（愛美）

誰かしら？

希

私出てくるよ。

母（愛美）

じゃあ、お願いね

希

はーい

ガチャ

五条悟

や！どうも～、昨日ぶりかな？

希

え、え、、、、ふ、、不審者ーー！！！！？？？？

五条悟

ちょちょ！、

母（愛美）

何！？希！！

母（愛美）

って……………
もしもし、110番ですか？

母（愛美）

今家に、怪しい男が、あ！ちょっと！！

五条悟

ちょっ！！ストｯープ！！

五条悟

怪しいものではありません。僕は、五条悟と申します。

希

（五条悟！！）

母（愛美）

（五条悟……）何か、ご用ですか？

五条悟

はい、実は昨日、お子さんの学校で

母（愛美）

校舎が破壊された………ですか。

五条悟

はい、そのことについてです。

母（愛美）

…………………………………ここで話すのもあれですし、中へどうぞ。

五条悟

申し訳ありません。ありがとうございます。

母（愛美）

おかけください。

五条悟

すみません。なるべく手短に済ませます。

五条悟

僕、こういう者でして～～～～～～～。

そうして、五条悟直々による呪術の話があった。

五条悟

～～～～～ということでして、

五条悟

送り込んだ呪術師が怪我している中、普通に考えて、あんなに呪いがいる場所で
ただの一般人が「絆創膏一つで済むかすり傷」なんてあり得ないんですよ。

希

（だから、あの時怪我がないか、しつこく聞いてきたのか。）

希

（しくったな………）

五条悟

あなた方は、一体、何者？

希

（…………母さん関係なくね！？母さんばっかり睨むなよ！！生五条悟！）

母（愛美）

…………ここまで来たなら、全てお話ししましょうか。

希

え、いいの？大丈夫？

母（愛美）

ええ。私たちは～～～～～～～～

今度は母による話が始まった。

母（愛美）

～～～～～です。
私から話せることは以上です。

五条悟

そうだったんだ。だから、うっすら家全体に結界張ってるんだね。

母（愛美）

気づいたんですか。

五条悟

もちろん！僕、なんてったって最強だからね☆

五条悟

じゃあ、僕が今日此処に来たこと、僕が娘さんに言いたいこと、わかるよね？

母（愛美）

……………………分かりますが、
娘をそちらの世界には行かせたくありません。

母（愛美）

あなたが、ここへ来る前に私の想いを希に話しました。
明るい場所で過ごしてほしいんです。

五条悟

…………………僕としてはお気持ちを尊重したいんですが、
あなたは知ってるでしょ？上層部の醜さ。

五条悟

あなたの娘さんが上層部に見つかりでもしたら、それこそ
娘さんの命が危ないですよ。

五条悟

だから、我々高専教師が上層部より先に保護したいんです。

五条悟

娘さんの命、皆の命を守りたいというのならば、
高専が一番安全です。（大体僕の融通で通るしね）
それに、、人数は少ないですが仲間もいます。

五条悟

宮野さん、あなたが思っているよりも
今の呪術界は暗くないですよ。

しばらく黙って話を聞いていた母が、

母（愛美）

うぅ、、、ｸﾞｽｯ、、。

泣いていた。

私は母が泣いている姿を始めて見た。

母（愛美）

すみません、、ｸﾞｽｯ、。
私は、結界を張って己を守ることぐらいしかできません。
私はそれがとても悔しかった。でも、、いつも笑ってくれる希を見たら
自然と守れた気になっていました。
でも実際は、ずっと、危険な場所にいたと同じ…。現に今もこうして教えてもいないのに家に五条さんが来てるわけですから…。

娘を、希を、
責任を持ってちゃんと育て、守り抜くと誓ってくださるのなら私が折れましょう。
それが出来ないというのなら、二度と私たちの前に現れないでください。

希

（母さん…………）

希

（雰囲気ぶち壊して悪いけどさ、私、
行くとか一言も言ってないからね！？）

希

（まあ、でも……母さんがこんなに真剣だし、、、）

五条悟

我々が全力で、娘さんを育て、守り抜くことを誓います。

希

（私も、ちゃんと考えないとね）

希

（ただ、、、、
高専に行くとしてもモブは変わらないからね！！
そこは、譲らん！）