ぬっしっし
ぬっしっし
ぬっしっし
ぬっしっし
ぬっしっし
ぬっしっし
合奏が終わり解散の声がかかると みちるが隣に寄ってきた
みちる
栞
みちる
栞
みちる
みちる
栞
ふざけて返したつもりだった。
でもその瞬間、 みちるがほんの一瞬笑顔を止めた。
みちる
低く落ちる声。 不穏な気配。 けれどすぐに
みちる
栞
栞
みちる
みちる
振り向けばみちるが立っていた。 楽器を抱え、いつものようにニコニコと
栞
平然をよそったが、 肩の震えは隠しきれない
みちる
みちるが一歩、距離を詰める
みちる
みちる
栞
みちる
みちる
声色は柔らかい。 でも目が笑っていなかった。
栞
栞
みちる
みちるはふっと笑みを浮かべ 栞の肩に手を置いた
栞
強く押されてるわけじゃない、 ただ逃げられないように 掴まれているような そんな感覚だった
みちる
みちる
栞
息が詰まる。 冗談めかした口調なのに言葉の棘が 強く刺さる 思わず俯いた栞の肩が ほんの少し揺れた
みちる
ぱっと手を離すと、 みちるはいつもの調子で笑ってみせた さっきまでの影なんて 無かったかのように
栞
けれど残された栞の胸には まだざわめきが残っていた_____
ぬっしっし
ぬっしっし
ぬっしっし
ぬっしっし
ぬっしっし
ぬっしっし
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