こん
こん
こん
こん
こん
こん
こん
悠佑
今日は休日。 俺は手慣れた手つきでメイクをしワンピースに着替え、ウィッグを付けた。
クルリと鏡の前で回れば、ふわりとスカートが舞う。そこには悠佑の姿はなく 可愛らしい女性が立っている。
悠佑
鏡の前でしっかり頷く。 今の自分は男ではなく、女だった。
別に女性になりたい訳では無い。 ただ可愛いものが好きで、少女漫画に憧れ、運命の相手を待つただの成人男性。
悠佑
この趣味をメンバーに言えるはずがなく 休日の誘いは大体断ってしまう。 それがいつも心苦しかった。
悠佑
テキパキと支度を整え、少しヒールの高いブーツを履く。
悠佑
悠佑
初兎
悠佑
初兎
悠佑
初兎
悠佑
そう言って、店前のポスターを指さす。
初兎
悠佑
初兎
悠佑
初兎
悠佑
悠佑
悠佑
悠佑
初兎
悠佑
初兎
声をかけられた時、悠くんだと期待した けどその人はどう見ても女性で。
でも、ケーキを食べる姿はまんま悠くんで。関西弁も出てたし……。
だからといって悠くんだとは限らない。 だから俺は……。 俺の想い人の名前を呼んだ。
初兎
悠佑
初兎
悠佑
顔を真っ赤にし、視線を逸らす彼は悠くんだった。 え、?てかめちゃ可愛いんやけど
悠佑
初兎
悠佑
初兎
そう言って、悠くんの頬に付いている生クリームを指で取り舐める。
悠佑
初兎
彼がなんで女装をしているのかわからないけど、確かに目の前にいるのは俺が惚れた悠くんだった。
悠佑
初兎
悠佑
初兎
悠佑
こん
こん
こん
こん
こん
コメント
3件
最高やん、、、、、、 あれ、、、悠くんって生クリーム苦手じゃなかった、、、?(小声)