太宰治
黒猫〇〇
太宰治
黒猫〇〇
太宰治
監禁されてもう何度太陽と月が入れ替わったか知れない。
窓は何時でも雨戸が閉まっていて、 部屋は電気の灯りだけ。
昼か夜かも判らなかった。
太宰が買ってきた食事を口に運んで貰う。
手首は手枷の重さで使い物にならなくなっていた。
太宰治
黒猫〇〇
太宰治
風呂も手足が鎖で動かないので、 太宰が髪も体も洗ってくれる。
太宰は背中を流す時、酷く機嫌が良い。
太宰治
黒猫〇〇
太宰治
一緒に湯船に入った後は、 着替えを手伝って貰って髪を乾かして貰う。
太宰治
黒猫〇〇
太宰治
然して同じ布団で眠る。
太宰と正面で向き合って、 足を絡めて眠ると暖かいんだ。
太宰治
太宰がリヰドを引っ張ると、 私の顔が太宰の顔に近付く。
太宰と居るのは心地いい。
太宰治
優しく蕩ける様な太宰の口吻を、 私は受け入れるのだった。
コメント
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ハッピーエンド(?)になって よかった!! ○○ちゃんも幸せそうでよかった