すち
眩しさを感じて、目を開くと見知らぬ景色が広がっていた。
空いっぱいに広がる青。
なぜか、俺は水の上を歩いていた。
すち
そう疑問を溢しても、誰の言葉も返ってこない。
俺は、1人だった。
すち
すち
どれくらい歩き続けただろうか。
すち
すち
すち
すち
すち
俺は、近くにあったベンチに腰かけた。
すち
すち
すち
すち
俺は、馬鹿らしく思えてきて、空を見上げた。
??
すち
すち
みこと?
すち
すち
俺は、みことちゃんらしき声が聞こえる方へ向かおうとした。
でも、それは叶わなかった。
ベンチから立ち上がった途端、俺は
水の中に沈んだ。
すち
さっきまでは歩けたのに…!!
俺の体は、だんだん深くへ沈もうとしていた。
すち
みこと?
すち
みことちゃんの声が、 俺の頭に直接響く。
みこと?
みこと?
すち
みこと?
みこと?
すち
みこと?
すち
みこと?
すち
みこと?
みこと?
みこと?
みこと?
みこと?
みこと?
すち
すち
違う…よね?
すち
すち
暇72
暇72
すち
ひまちゃんは心の底から心配してくれてたんだと思う。
でも、俺は
あの夢が忘れられなかった。
すち
暇72
すち
暇72
すち
すち
すち
暇72
俺は、
差しのべてくれた手を、払ってしまったんだ。
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続きが楽しみです。