青赤 離れないで

青赤

離れないで

※R表現有

ブクマ一言

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

ﾊﾟﾁｯ

俺にとって毎日は地獄だ

なんで...って?

だって俺は___

ｶﾞﾁｬ

そう俺は

体を売っている___

こんな仕事さっさと辞めればいいのに

そう思う人がほとんどなはず

でも

両親に捨てられた俺にとって この仕事は

生きていくために必要、だから

※過去

ﾍﾟﾁﾝｯｯ

ｶﾞﾁｬｯ

ｸﾞｲｯ

' 幸せに暮らすんだぞ '

父親はあの言葉を残し出ていった

それから俺は養護施設に入れられ

父親と母親に会えない日々を 過ごしていた

そんなある日

俺は施設から追い出された

小学一年生の頃だった

' お前はもうここには要らない '

そう言われ追い出された

もちろん俺は行く宛てもなく

夜道をさまよっていた

そんな時

俺と同い年ぐらいの子に

声をかけられたんだ

その子に連れてこられた場所は

その子の家だった

赤！

' 赤~！ こっちおいで! '

' あーか! こっち こっちおいで~! '

それから俺は 今まであったこと全てを話した

その子は何も言わずに話を聞いてくれて

...そこから

俺の記憶は途切れてて

あの子の名前が分からない

...助けてもらったのに

どこかで聞いたことある名前...

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