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未知者達の幻想来訪伝

第67話 - 魔物の証言① 闇夜に現る獣

2023年07月12日

#意外なコラボ

#幻想入り

ゆう

ごろつき(破壊天体)

お前達！

魔理沙

おぉ…お前は確か…
破壊天体とかいう星のごろつきか？

ごろつき(破壊天体)

あぁ、そうだ。

霊夢

それで…どうしたの？

ごろつき(破壊天体)

俺、見たぞ。

ごろつき(破壊天体)

お前達が探してる生物をな。

魔理沙

おぉ、マジか！
どこに居る？

ごろつき(破壊天体)

詳しいことは
俺より船長に聞いてくれ。

ごろつき(破壊天体)

俺はふらっと姿を見掛けただけだ。

魔理沙

そうだな、ありがとうな。

霊夢

船長さ〜ん。

魔理沙

居るか〜？

船長

どうした？

魔理沙

変わった生物とか、見かけたか？

船長

あぁ、見たとも。

魔理沙

本当か！教えてくれ！

船長

あぁ、あの生物は
山の方へ登って行ったな。

魔理沙

山と言っても、沢山あるぞ？

船長

それは、
貴様らが何度も登ってる山だ。

魔理沙

ということは妖怪の山だな。

霊夢

姿とか見たの？

船長

はっきり見たぞ。
完全な黒だった。

船長

ただ、山の内部までは見えない。

詳しいことは
山に行ってから聞いてくれ。

魔理沙

そうするぜ、ありがとうな。

霊夢

じゃ、また来るわね〜。

船長

おう。

魔理沙

てか…今の時間帯って
真昼なんだが……。

魔理沙

奴の証言が正しいなら

私が見かけた
あの生物で会ってるだろうな。

霊夢

そうね〜。
私ははっきり見てないけど。

魔理沙

それじゃあ、行くか。

チェイス

待ってくれ。

魔理沙

お、お前は。

チェイス

あぁ、チェイスだ。

山に登るなら、
連れて行ってくれないか？

魔理沙

もちろんだ。
だが何故お前が？

チェイス

俺の能力が役に立つ気がするんだ。

魔理沙

それじゃあ、行くとするか。

スティーブ

僕も行く〜。

魔理沙

OK、いいぞ。

霊夢

………(なんかあの2人似てるわね。)

スティーブ

相変わらず綺麗な場所だな〜。

魔理沙

そうか、
お前はここに1回落ちたんだっけ。

霊夢

さてと…問題の生き物は……。

スティーブ

あ、あそこに誰かいる。

椛

はぁ…はぁ……。

魔理沙

椛？どうした？

椛

あぁ……魔理沙さん達……。

霊夢

どうしたの？元気ないけど。

椛

ちょっと……
空腹と疲れが同時に来て……。

魔理沙

大丈夫か？
あまり無理すんなよ……。

椛

いえ…大丈夫ですよ……。
それより……。

椛

この先に行くならご注意を……。

只今、謎の生物が
鉱山に立ち入ってしまったんです。

魔理沙

それは…本当か？

椛

私が嘘を言うと思いますか？

魔理沙

いやぁ、ないな。
とりあえず、行ってみるぞ。

椛

頻繁に地震が起きるらしいので
お気をつけて……。

霊夢

相変わらず気味が悪い……。

魔理沙

だがあの生物が来たなら
いい暗さだな。

スティーブ

あ、あそこに誰か居るよ。

典

げっ……ただの生身の人間が
ここに何の用です？

魔理沙

誰かと思えば…メスg……
じゃなくて…管狐じゃないか。

典

今さりげなく
何か言おうとしましたよね？

典

というか、本来ここは
人間からしたら危険区域ですが？

魔理沙

んなもん分かってるよ。
ちょっと人というか

生き物探しに来たんだ。

典

飯綱丸様の許可も無しに？

魔理沙

あぁもう、
こいつに話は通じねぇな。

一発お見舞いした方が良さそうだ。

典

こ〜〜ん……。

魔理沙

そもそもだ、私達は変な用で
ここに来るわけが無いだろう？

典

はぁ……仕方ないですね……。
こっちです、着いてきてください。

魔理沙

よし、上手く行きそうだな。

典

ただし無断で立ち入ったからには
仕事はして貰いますからね？

魔理沙

はぁ……わかったよ。

典

……(今頃、百々世殿が居れば……。)

典

っと…こんな所に邪魔な岩が……。

チェイス(鉱山)

じゃあ俺の出番か。

典

貴方…いつの間に？

チェイス(鉱山)

そこ危ないから退いた方がいいぞ。

典

え？何をするんです？

チェイス(鉱山)

これを使うんだ。

ダイナマイトを取り出す。

典

何故そんな危険なものを？

チェイス(鉱山)

まぁ、鉱山の作業員だからな。

典

へぇ……
(この事…使えそうですね……。)

チェイス(鉱山)

よし、
邪魔な岩は爆破したから進むぞ。

典

……えぇ、そうですね。

典

あれぇ……?
おかしいですね……。

魔理沙

どうかしたか？

典

ここに置いていた
乗り物が無くなってます。

典

誰かが勝手に
乗って行ったんですかねぇ。

スティーブ

その件は僕じゃないよ。

魔理沙

私達以外にも人が居るのか？

チェイス(鉱山)

その可能性は十分にあるな。

典

はぁ……。

仕方ないので一緒に
探してあげますよ。

典

またあれが飛んで来るので……。

魔理沙

大人しく従わないお前が悪い。

典

こっちですよ。
着いてきてください。

霊夢

はいはい、分かってるわ。

魔理沙

おうよ。

67話 END

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ゆう

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