主
主
fw
主
主
主
主
一同
hr
fw:?どしたん甲斐田ァ?
hr
fw:?き?
hr
言いそうになった
少しだけヒヤヒヤした
この気持ちがバレて
それで僕がこれまでしてきたこともバレたら
本当に嫌われちゃうんじゃないか
って
嫌われたくない一心で
見放されたくない一心で
fw:おーい甲斐田?
fw:もうお前眠いんちゃう?
hr
fw:…なんかあったか?
hr
fw:話してみぃ?俺はお前のアニキやねんから
こうゆうところだ
こうやって期待させるような態度
僕がおかしいのはわかってる
でも、好きになっちゃうんだ
この感情が止まらないぐらい溢れ出てくる
優しい声も、優しい表情も
全部好き
大好き
もちさんが言った言葉がフラッシュバックした
『素直になれば?』
hr
fw:甲斐田?なんか言ったか?大丈夫か?
hr
fw:甲斐田、無理して笑わんでくれ
hr
fw:俺が気づかんとでも思ってるんか?
fw:アニキのことなめすぎやろ
hr
探らないで
笑ってくれればいい
それだけでいい
僕の前で笑ってくれればいい
前はそんな感情だけだった
でもやっぱり僕はおかしかった
不破さんの優しさに触れていくたび
このクソデカ感情は抑えられない
僕はおかしい、笑っちゃうほどおかしい
fw:?!お、おい!甲斐田なんで泣いてんねん!
hr
hr
泣いてたんだ、気づかなかった
hr
fw:おい、ちょまっ
ツーツー
その後不破さんからの通知は鳴りやまなかった
でも僕は
構ってくれるのが嬉しい
とか思っちゃって
hr
泣いてるはずなのに、笑っている自分を見て、
心底自分が狂ってるのが分かった
フワ
カイダ
hr
hr
ボフンッ
部屋が煙だらけになった
hr
フワ
hr
hr
僕の大好きな人の声が聞こえた
煙の中に2人の影が見えた
頭の中はパニック状態
何が起こったんだって、
hr
煙が晴れて僕の前に2人の鬼が見えた
カイダ
hr
カイダ
フワ
hr
フワ
カイダ
hr
hr
フワ
hr
カイダ
フワ
フワ
hr
フワ
hr
フワ
hr
フワ
hr
フワ
hr
hr
hr
今まで抑えてきたものが出てきた
カイダ
カイダ
カイダ
hr
カイダ
フワ
hr
情けないとも思った
なんで?って?だってこの子たちは僕らの天敵なのに
想像以上に優しくて、
暖かかったから
でも、あのことも暴露するのは怖い
どうしようか
引かれるかな…
でも自業自得だよね…
全部言おう
何もかも暴露しよう
僕がこれまでしてきた事も
この気持ちも
全部、全部!!
言ってしまおう
そしてスッキリしよう
そう決めた僕はすぐにスマホを手に取り
不破さんに連絡した
fw
fw
fw
fw
ここから未読メッセージ
hr
fw
fw
hr
hr
fw
hr
hr
fw
hr
fw
hr
hr
fw
あーあー言っちゃった
まぁいいか
明日に備えて寝よう
hr
カイダ
フワ
ボフンッ
hr
カイダ
フワ
hr
フワ
カイダ
主
主
主
主
一同
コメント
4件
やばーーーいまってすき🥲🥲🥲最高です続きたのしみにしてます!!
皆様申し訳ありません!おまけつけるとか言ったくせに全然つけてませんでした!ほんっとうに申し訳ない!絶対次回はつけますんで!!どうかお許しください!!申し訳ありませんでした!!!