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これは俺たちの

甘く、切ない

3分間の恋の物語

ちゅーうーやっ、おはよう

…あぁ、おはよ…

何?機嫌悪いね?

毎朝そのノリがウザイから

違う。

そう?私はいつもこうだよ

そうかよ

違う

それより今日、時間があれば放課後に屋上に来てくれない?

…時間があったらな

違う。

俺は、太宰が好きだ。

自分でも引くくらい、あいつのことが

…けど、結ばれちゃいけねぇ

そう思ってたのに__。

放課後

太宰はまだか…

何も考えたくない

…や

アイツを嫌いになれならいいのに

ちゅーや、

…ッ、来てたのか…

ついさっきだけどね

で、要件は?

…ちゅーや、私は、君のことが好きなんだ

その瞬間、息の仕方を忘れた

断らなきゃ

断らなきゃ…

…ッ

俺は、その思いに答えるように頷いてしまった。

…!ちゅーや、まさか、おなじ気持ちだったなん…て…

俺の体が溶け始める。

ちゅーや!身体が…ッ

…あー…、そうだな…

俺は馬鹿だ、こうなることはわかっていたのに

太宰には笑っていて欲しかった

好きじゃないッ、好きじゃないから、元に戻ッ…

俺は太宰にキスをした。

…嫌いなんて、言うな…

最後くらい…、好きって言ってくれ…

…ッ、好き、好きだよちゅーや…、愛してる

…俺もだよ、太宰

俺はその一言で消えてしまった。

この世のどこにも、もう俺はいない__。

…ちゅーや…

私は過ちを犯した。

中也に思いを伝えなければ

彼は消えることはなかったのに

私は屋上のフェンスを飛び越え、頭から落ちていった。

ずっと一緒だ…ちゅーや…

ゴンッという鈍い音が鳴る____。

今回は珍しく短編ですね

皆さんお久しぶりです

本日はこの辺で

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