T
…しゆちゃ
S
…ごめん
T
え?
S
やっぱあんな奴らとてるとを会わせるんじゃなかった
S
傷つけて…ごめん
T
そんなの、全然良いよ
T
しゆちゃは悪くないじゃん…!
S
…
S
ありがとう
T
どうするの、あの人達
S
……
S
あいつ等がいても、この世界ではマイナスしかないと思う
T
…うん、そうだね
S
そう考えると…
S
最悪の手段しか浮かばない
T
…!
T
でも…、あれでも一応…人間じゃん?
T
流石に…
…いや、
……いいのかな?
僕らは神から世界を変えるために 落とされたんでしょ?
………なら…?
S
……
良いだろう
俺が許可する
T
、え?
S
!…おまっ…
V
また会ったな
T
ばぁうくん、!
S
許可するって…どういうことだよ
S
お前が神のどーのこーので偉いからってか?
V
流石の俺でもそんな適当なことは言わねえよ
V
…もう一つ、わかったことがあるんだ
T
……何?
V
…あいつらが愚かなことしか考えられないのは、悪魔の血が入っているから
V
だとな。
S
悪魔?
S
神とか悪魔とか…よくわかんねえな
V
人々を混乱に陥らせる悪魔
V
そいつが何百年前かに天空から逃げ、生まれ変わりこの世に2つに分かれて落ちた
V
それがお前等それぞれの国の王ってことだ
T
なるほど…?
T
………まって、
T
え、血がもう駄目だってことはさ…?
V
…あぁ
V
あいつらを殺すしか、お前等が国を救う方法は無いに等しい
S
…!
T
……
T
もう、これで
S
…あの手段を選ぶしか無い理由が出来たな
V
…お前等が深く考えることはない
V
今からする行動は、この先の未来、人々をいずれ救うものとなる
V
胸張って、頑張れ
T
…ありがとう
S
…あぁ
S
てると、
T
…しゆちゃ、
僕達は固く手を結んだ
もう片方の手に、
しゆんの持って来た武器を持って。







