赤
何とか午前中はやりきった
と言っても数十分しかやってないんだけど
遅れた分をやらなきゃ
いつもは30分とかけていたお昼ご飯も
10分で終わらせた
赤
赤
バタン
赤
……?
ふと窓を見ると
赤
そこには
青、黄、紫、桃、橙の
カラフルな髪が覗いていた
赤
赤
気持ちを明るくしようと思ったけど
ダメだ
店を見渡すとみんな忙しそう
俺以外接客できる子居なさそうだな…
カランカラーン
パチッ
赤
やっぱり
そこに居たのは
紛れもない俺の
兄弟
だった
俺は小さく咳払いをして
声を整えた
いつも以上に高い声
そしてゆっくり目を合わせた
青
紫
橙
やべー
絶対バレた
スゥゥ↑
赤
赤
桃
赤
え
答えてよ
みんなびっくりしたような顔で俺を見つめてる
完全にバレちゃったな
黄
赤
赤
赤
桃
え?
そこ普通他の子指名するやつじゃん
ただただ気まずいだけなんだが?
赤
赤
赤
赤
赤
あいつらはヒソヒソと何か話している
そして「わんわんおむらいちゅ」を頼んだ
サイドサービスはチェキ1枚を頼んだ
サイドサービス2つ…
あいつらの前で…
きっつ…
ぬ
コメント
4件
ヤバい好き
続きをください! 気になってしょうがないです!