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やっとこさ効果音を入れてみました(遅)
鯉池野 こまり
B棟3階空き教室───オカルト部の部室は、静寂に満ちていた。
静かで窓から差し込む春の光が暖かいというところだけを見れば、それはそれは"エモい"景色だろう。
だが、オカルト部は廃部寸前だった。
元々人が少なかったオカルト部は、去年入っていたメンバーが卒業したり退部したりしたことにより、部員は鯉池野こまりのみになってしまった。 部活は、3人いることと活動が活発なことが存在する条件だった。今は1人しかいないし、さほど活発に活動しているわけでもない。残っている鯉池野こまりが4年生ということもあって、今年のうちに廃部になってしまう。
鯉池野こまりはオカルト部が好きだった。 遠い先祖が陰陽師だからとあーだこーだ教えられた民俗学や妖怪の話に、気づけば心を惹かれてしまっていた。そんなこまりにとってオカルト部は最高の部活であり、この先も存在していて欲しいと思ってしまうのだ。
鯉池野こまりはいいとこ育ちのお嬢様である。顔もいい。こまりを一目見た者は口を揃えて「絶世の美女」と言うような美貌だった。 そのためか、この4年間で見た目に惚れられ告白されたことは何度もあった。鯉池野こまりは、正直恋とかはどうでもいい。なので、とりあえず全員OKしていた(何股だろうか……)。 こまりはその美しい容姿の代わりか、箱入り娘だった。とにかく何事も突っ走るお転婆で我儘なこまりは、結果的に告白された側からフラれることが多かった。鯉池野こまりは、正直恋とかはどうでもいい。なので特に気にしていない。
鯉池野 こまり
こまりはコッソリ持ち込んだ板チョコを食べながら(お嬢様らしくないが、そのまま食べるのが好きらしい)、今日も入部希望の人が来るのを待っていた。
その時、不意に部室の扉が開いた。
鯉池野 こまり
まさか本当に人が来ると思わず、動揺してしまった。板チョコを隠す時間など到底なかった。
鯉池野 こまり
戸村 ツグミ
鯉池野 こまり
戸村ツグミは背が高かった。鯉池野こまりの身長を余裕で超えるくらい。こまりは少しショックを受けた。
鯉池野 こまり
戸村 ツグミ
戸村 ツグミ
鯉池野 こまり
廃部の運命は逃れられなさそうだ…。
鯉池野 こまり
戸村ツグミは中性的な顔立ちをしていた。羽織っている上着はボディーラインがわからなくなっている。背が高いのも相まって、どちらでも違和感はなかった。
戸村 ツグミ
鯉池野 こまり
戸村 ツグミ
まるで性別を自分で決められるかのような言い方をしたツグミに、こまりは若干の違和感を覚える。でも気にするほどじゃない。
鯉池野 こまり
戸村 ツグミ
鯉池野 こまり
戸村 ツグミ
鯉池野 こまり
鯉池野 こまり
戸村 ツグミ
鯉池野 こまり
戸村 ツグミ
戸村 ツグミ
鯉池野 こまり
鯉池野 こまり
戸村 ツグミ
鯉池野 こまり
戸村 ツグミ
鯉池野 こまり
鯉池野 こまり
戸村 ツグミ
鯉池野 こまり
鯉池野 こまり
戸村 ツグミ
鯉池野 こまり
戸村 ツグミ
戸村 ツグミ
鯉池野 こまり
戸村 ツグミ
鯉池野 こまり
戸村 ツグミ
戸村 ツグミ
鯉池野 こまり
戸村 ツグミ
今年に入ってから初めてオカルト部での活動が始まる。鯉池野こまりはワクワクしていた。これで部員が集まって来年からもオカルト部が残ると考えると、これからのことが楽しみになった。
戸村 ツグミ
戸村 ツグミ
戸村 ツグミ
戸村 ツグミ
瀬名 紫陽花