俺はスターになるべく生まれた男、その名も...
‘天馬司’!!
そんな未来のスターである俺に、思いもしないことが起きてしまった....
それは、次公演するショーの打ち合わせで類と話すことがあって家にお邪魔した時のことだった
司
お邪魔しまーす!
類
あぁ、どうぞ上がって
司
...
類
ん、どうしたんだい司くん?
司
いや、我ながら失礼だが、類にしては普通な感じの家だな と、笑
類
へぇ...逆に司くんはどんな風に思ってたんだい? ニヤニヤ
司
へ!?いや...いつもの事だから、急に爆発したりだとか....
類
司くん....僕のことそんなふうに思っていたなんて....心外だよ
司
なぬ!?す、すまん...そんなに落ち込むとは思っていなかった....
類
ふふ、冗談さ
司
なっ、なに!?ちょっとま...
類
まぁまぁ、玄関で話すのもなんだし上がってってよ
スタスタスター
司
あ、こら、待て類〜!今上がるから!
スタタター
ガチャ...
類
ここが僕の部屋だよ
司
ほう、綺麗だな
類
まぁね、司くんが来るんだから
類
しっかり片付けをしておかなければ失礼かと思って張り切ったんだよ
司
(ほぅ...類が演出以外にも張り切ることがあったのか、意外だ。)
類
ま、お茶を出してくるからそこら辺でゆっくりしておいてくれ
司
おぉ、ありがとな
ガチャ...
司
...ふぅ
司
(そういえば、類の家に来たことは何回かあったが、部屋に来たことはなかったな...)
司
(少し、わくわくするな)
ガチャ...
類
お待たせ
類
はい、これお茶とちょっとしたお菓子
司
わざわざすまんな、ありがとう
司
では、早速だか頂いていいか?
類
あぁ、もちろんさ
ゴクゴク...
類
....
司
...?
司
(お茶にしては、甘いような....?)
司
(ま、気のせいか)
類
...そういえば、今日はショーについて話し合いをしに来たんだよね?
司
あぁ、そうだった!
司
えっと、、まず
数10分後....
司
ふぅ、では今回のショーはそういう方針で行くか、俺からえむや寧々にも伝えておく!
類
ありがとう、司くん
司
あぁ!
司
.....
類
さて、もうそろそろ.... ボソッ
司
...な、なぁ、なんか、暑くないか、?
類
ん?どうしたんだい、急にそんなこと
司
ハァ..ハァ.. いや、そのような気がして
類
...もしかして、熱でもあるんじゃないかい?
ピトッ
司
ビクビクビクー!!!
司
??//
司
(な、なんだ、、さっきのは...?体が、おかしい....?)
司
あ....
バタリッ
類
司くん、?
司
スゥー スゥー
類
眠ってしまった、か
類
...よし
ゴソゴソ...