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そうやって学校に行きやすいやり方を見つけて頑張るのすごい!!
2年生の頃、私は保健室登校ではなくなった
だって私のクラスには美香と眞子ちゃんがいるから
でも、ある日のことだった
杏菜(中学生)
杏菜(中学生)
杏菜(中学生)
杏菜(中学生)
杏菜(中学生)
みさき
亜美
みさき
みさき
亜美
季
みさき
季
みさき
キーンコーンカーンコーン
大事なところで予鈴がなってしまった
亜美
みさき
杏菜(中学生)
そう思って私はそのばを後にした
結局みさきが2人にそれをお願いした理由は分からず……
もしかしからこの時からみさきは
私の大切なものに気づいていてそれを奪おうとしてきたのかもしれない
そしてこの時の嫌な予感は
宿泊研修の後に見事的中してしまうのだ
杏菜(中学生)
杏菜(中学生)
亜美
季
美香(中学生)
眞子(中学生)
季
亜美
眞子(中学生)
美香(中学生)
杏菜(中学生)
この時は特に気にしていなかった
同じ部活動の子が来るのはそんなに珍しいことじゃない
このご時世そんなこと、よくあるだろうと思っていた
それに大抵は数日ちょっとで急に教室には来なくなる
だから亜美も季もどうせしばらくしたらこないだろう
そう、思っていた……
10分間の休み時間中
亜美
季
美香(中学生)
眞子(中学生)
杏菜(中学生)
あれから数週間経った
今もなおあの2人は私たちの教室に来る
なんなら毎回休み時間の時に必ず来るようになっていた
しかもそれに快感を覚えたのだろうか
美香は2人がドアの前に立っていてなにも言ってこないにしても
自分から眞子ちゃんを連れて2人の元へ行くようになった
しかも
美香(中学生)
美香(中学生)
眞子(中学生)
杏菜(病み)
あの2人が来なくなれば自分から亜美たちの教室に行くようになった
でも、それぞれ持っている感情とかは違うようだ
美香は明らかに亜美に依存している
そうでなきゃ毎回毎回自分から行くようなことはしない
だってあの子は極力人との関わりは避けているから
眞子ちゃんは私にも季にも平等に接している
毎日あっちには言っているがたまに「ごめんね」と言う
だからその時の私は眞子ちゃんは季に依存していない
周りのことを美香とは違って考えている
そう思っていた
でもしばらくするとそれはなくなり
そして結局、私は一人ぼっちになった
そして最近では……
みさき
眞子(中学生)
みさき
美香(中学生)
みさき
杏菜(病み)
みさきが2人と接する回数も多くなっていた
休み時間はどちらかが1人だと必ず話しかけに行っている
そして2人とも暇そうだと亜美と季のところに2人を連れていく
とある休み時間、私の横で3人の話し声が聞こえた
みさき
眞子(中学生)
美香(中学生)
3人の話し声はとても楽しそうだった
私がいなくても2人は楽しく過ごしている
私がいなくても誰も心配しない
そう思っていた
すると不意にみさきがこちらをちらっとみた
それを確認してからみさきは口を開いた
みさき
美香(中学生)
眞子(中学生)
杏菜(病み)
私はもう必要ないんだ
そう思うのに時間は掛からなかった
どんな時も支えてくれて助けてくれた親友の美香と幼馴染の眞子ちゃん
ずっとともだちだと思っていたけど
そう思っていたのは……自分だけだったのかな
そう思うと自然と涙が溢れそうになった
杏菜(病み)
人前では泣きたくない
泣けばまた誰かに笑われてしまうから
そう思って私は思わず出てきそうな涙を必死に我慢した
杏菜(病み)
保健室の先生
保健室の先生
保健室の先生
保健室の先生
杏菜(病み)
この時の先生の温もりはまだ覚えている
久しぶりに聞いた自分に向けて心配する声
それに感動してしまったのだろうか
私は思わず涙が出てしまった
保健室の先生
保健室の先生
杏菜(病み)
保健室の先生
保健室の先生
杏菜(病み)
保健室の先生
保健室の先生
保健室の先生
杏菜(病み)
この時のことはあまり覚えていない
泣きすぎたのか、過呼吸で頭が回らなかったせいなのか
それはわからないけど
後日、私は先生に呼び出された
先生
杏菜(中学生)
先生
先生
私の担任は学年主任でもある
だからこそ、信頼できていた
杏菜(中学生)
杏菜(中学生)
杏菜(中学生)
でも言えなかった
こんなこと言ったら「わがまま」とか「仕方ない」などと批判される
そう思ったからだ
さらに2人にも少しでもいいから一緒にいてほしいって言った時も
眞子ちゃんは
「ごめんね、でもこれからもずっと友達だから‼︎」と言ってれた
でも美香は
「杏菜とはお泊まりしたり家に遊びに行ったこともあるけど」
「亜美とはそう言うのやってないんだよ?」
「だからそう言うふうに言うのやめてよ」と逆ギレされた
一人ぼっちで取り残されているこっちの身にもなってほしい
先生
杏菜(中学生)
先生
先生
杏菜(中学生)
先生
先生
先生
杏菜(病み)
杏菜(病み)
杏菜(病み)
杏菜(病み)
杏菜(病み)
杏菜(病み)
先生
先生
先生
杏菜(病み)
先生
先生
先生
先生
杏菜(病み)
杏菜(病み)
先生
先生
先生
杏菜(病み)
杏菜(病み)
先生
先生
そう言う話をしたあとお母さんを学校に呼び出してもらった
そして今までのことを全部話した
そして保健室投稿に賛同してくれた
こうして私はまた、保健室登校が始まった
中学校を卒業するまで……