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コメント
1件
太宰と綴の別れのシーン、すごく切なかったです。「居なくなったらどうする?」「死んじゃったら?」って問いに、綴が「それはダメ」って噛みつくところ、子供の純粋な拒絶が胸に刺さりました。あのいちご飴、結局食べられなかったのも…。「約束したのに」って呟く綴の気持ちを思うと泣けそう。太宰が「君だけはこっちに来ちゃダメだ」と願うのと、綴を守ろうとするのが同じ方向なのにすれ違っている切なさが、この物語の核なんだろうな。飴の包み紙を弄るラストの仕草、上手い伏線だと思います。
ヌッシー
ヌッシー
ヌッシー
ヌッシー
その日、太宰はいつもより静かだった。 夕焼け色に染まる公園。 いつものベンチ。 いつもの隣。 それなのに、何かが違った。
中原 綴
太宰治(15歳)
中原 綴
太宰治(15歳)
即答だった。 でも綴には分かった。 太宰が嘘をついていることくらい。 長い付き合いなのだから。
中原 綴
太宰治(15歳)
沈黙が落ちる。 風が吹く。 秋の匂いがした。
太宰治(15歳)
中原 綴
太宰治(15歳)
太宰は空を見上げたまま言った。
太宰治(15歳)
中原 綴
太宰治(15歳)
中原 綴
太宰治(15歳)
太宰は小さく笑った。 でも、その笑顔は、どこか寂しそうだった
太宰治(15歳)
中原 綴
太宰治(15歳)
中原 綴
太宰治(15歳)
中原 綴
綴はむっと頬を膨らませた。
中原 綴
太宰治(15歳)
中原 綴
俯いた綴の頭を、太宰の手がそっと撫でる。
太宰治(15歳)
中原 綴
太宰治(15歳)
中原 綴
太宰は少し困ったように笑った。
太宰治(15歳)
中原 綴
太宰治(15歳)
中原 綴
太宰治(15歳)
中原 綴
しばらく黙ったあと。 太宰は観念したように息を吐いた。
太宰治(15歳)
そして小さくわらう
太宰治(15歳)
綴の表情がぱっと明るくなる。
中原 綴
太宰治(15歳)
中原 綴
その笑顔を見て。 太宰は目を細めた。 眩しいものを見るように。 壊れやすい宝物を見るように。
太宰治(15歳)
中原 綴
太宰治(15歳)
中原 綴
太宰治(15歳)
綴は首を傾げた
中原 綴
太宰治(15歳)
中原 綴
太宰治(15歳)
中原 綴
当たり前のように綴は笑う
中原 綴
夕日が2人を照らしていた 赤く 優しく まるで終わりを知らない子供時代みたいに
太宰治(15歳)
太宰は笑った きっと、綴が知っている中で、1番優しい笑顔だった
太宰治(15歳)
中原 綴
太宰治(15歳)
そしてその日の帰り道。 別れ際。 太宰は綴に小さな飴をひとつ渡した。 いちご味だった。
太宰治(15歳)
中原 綴
太宰治(15歳)
中原 綴
綴は笑った。 太宰も笑った。 それが最後だった。 次の日。 公園に太宰はいなかった。 その次の日も。 そのまた次の日も。 綴は毎日ベンチへ通った。 でも、待っていた人は来なかった。
中原 綴
夕焼けが滲む。 手の中には、あの日もらったいちご飴。 結局、食べられなかった。 約束したのに。 迎えに行くって言ったのに。 どこへ行ったのかも知らないまま。 幼い綴の初めての別れは、あまりにも突然だった。
そしてその頃。 横浜のどこかで。 一人の少年は黒いコートを羽織る。 これから先、数え切れないほどの血を見ることになる少年は。 ポケットの中の飴の包み紙を指先で弄びながら、静かに目を閉じた。
太宰治(15歳)
小さく零れた名前は、誰にも届かない
太宰治(15歳)
夜の横浜に、風が吹いた
ヌッシー
ヌッシー
ヌッシー
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#文スト#夢小説#オリキャラ
エル@太宰担当リム×
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あま@エルのサブ
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