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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

🎩🍷

どーぞ

中也side

おそらく深夜、、、太宰も首領も病室から出ていった。

ほぼ何も見えない深夜は恐い。

🎩🍷

なんで俺が、、こんな目に、、、

🎩🍷

嫌、

🎩🍷

俺が選んだんだ、

🎩🍷

俺の体が、彼奴を守ったんだから、、

遡ること数刻前

俺は処置室に運ばれた

女医

中原さん、聞こえますか?

🎩🍷

、、あぁ、聞こえる

幾つかの検査を終え、、朦朧とする意識の中女医の言葉を聞く。

女医

聴力や感覚は検査したところ問題ないです。

女医

ただ、

女医

矢張り目は、、、

女医

色彩異常を起こしていないだけ救い、という所でしょうか、、、

女医

視力は0.03以下程です。

女医

残念ながら、矯正も不能です。。

女医

任務は危険です。

女医

その調子では書類作業も文字が見えないので、

女医

懸念されますが、、、、、

🎩🍷

、、、仕事、、

🎩🍷

しないと、、

🎩🍷

俺の居場所は、、

あらゆる感情が押し寄せてくる

仕事が出来ないことが受け入れられない。 いや、

受け入れればポートマフィアから排除されてしまうと考えて頷けない。

俺は、、まだやれる、まだ使えると、 首領にもそう思って欲しい、

🎩🍷

おれ、、は、、ま、だ、、

🎩🍷

やれる、、、

遂に泣いていた。

俺を愛し、ここまで育ててくれたと言っても過言では無い姐さんや首領、

そんな、大切な人に不必要とみなされたら、、、?

🎩🍷

ど、こに、行きゃ良いんだ、

女医

中原さん、

女医

仕事が出来ないからと言って

女医

捨てる人では無いはずですよ。

女医

安心してください。

ポンポンと優しく背中を叩かれる、

女医が慰めてくれている。

🎩🍷

、、、、ッ

それでも涙は止まらない。

声を殺して号泣した。

そして現在に至る。

処分が決まった。

仕事は出来ずとも、ポートマフィアに置いて貰えると。

そして、俺は、

太宰に引き取られることとなったらしい。

彼奴なりに出来る罪滅ぼしだと、、

俺の体が勝手に動いたことなのに

何で太宰が気に負って居るのか分からない。

それ所か、太宰の顔すら見えず。

🎩🍷

俺だって、悪いと思ってる、、

口をついて出たその言葉は、太宰には届かずに消えてしまった。

大宰、、、彼奴はどういう心算何だ、、

目の見えない俺の面倒、

本業を無視して俺のために働きかける彼奴の心は

いつも以上に読めないものだ。

🤕🖤

荷物は此でいいかい?

🎩🍷

んー、、、

🎩🍷

多分大丈夫だ。

🎩🍷

何かあっても手前の家にあんだろ。

🤕🖤

まぁね

気付けば翌日、太宰の家に行く日になっていた。

🤕🖤

森さんは生憎の仕事だって、

🤕🖤

また本部に顔出してあげなよ

🤕🖤

姐さんも心配していたし。

🎩🍷

、、、、ああ、

首領にはもう知られているし、あの処分を下して貰えて感謝している。

唯、姐さんに会うのだけは怖い。

幾ら知られていても、、

無理をするなと言われた身体がこれじゃあ怒られるかもしれねぇ、

泣かれるかもしれねぇ、

無視されるかもしれねぇ、

何を考えても恐ろしい結果になる。

🎩🍷

いっそ、死んでりゃ良かったのにな。

🤕🖤

なぁに中也

🎩🍷

、、、

🎩🍷

いいや?

🎩🍷

手前はいつ死ぬのかって思ってな。

🤕🖤

あー。そうかい

🤕🖤

行くよ

🤕🖤

歩ける?

🎩🍷

舐めんな。

🎩🍷

歩ける、、わ

死にたいと言う願望は日に日に大きくなるだろう。

唯今は知られぬようにしよう。

迷惑をかけないようにしよう

そう思ったのに。、

🎩🍷

っわッ

🤕🖤

ッ!

🤕🖤

あっぶな、

🤕🖤

歩くのも大変だね

視力がいきなり低下したので、方向感覚何かが使い物にならず

寝台から降りるだけでよろめいた。

🤕🖤

車椅子を借りてくるよ。

🎩🍷

大袈裟だろ。

🎩🍷

歩ける

🎩🍷

1人で

🤕🖤

駄目、

🤕🖤

要安静と言ったろう?

🤕🖤

借りてくるから待ってて。

🎩🍷

はいはい、、

過保護。

何時までこうしてくれるんだか、、

🤕🖤

はい、ここに座って

🎩🍷

ん、、、

🤕🖤

じゃあ、行くよ

🎩🍷

ん、

🤕🖤

うわ重、

🤕🖤

中也って見た目はチビの蛞蝓なのに

🤕🖤

一丁前に質量だけあるよね

🎩🍷

ぶっ飛ばすぞ

相変わらずの態度だが、優しく酔わないように押された此はとても心地がいい。

🤕🖤

はい、どーぞ

🎩🍷

邪魔するな、

🤕🖤

いーえ、

🎩🍷

他人ん家の匂い、、

🤕🖤

そんなの気にするのかい?

🎩🍷

まぁ、、

🎩🍷

嫌いでもないからいいか

🤕🖤

偉そ。

無事に家まで来て、肩を借りながらリビングのソファに腰掛けた

🤕🖤

ここがリビング

🎩🍷

おう、

🤕🖤

それで、この横の部屋が君の部屋になる。

🎩🍷

ありがとな

🤕🖤

中也が感謝なんて珍しい。

🎩🍷

糞が

🎩🍷

前言撤回だわ。

🤕🖤

それで、君の部屋の横は私の部屋になるよ

🤕🖤

何かあったらすぐ呼んで。

🤕🖤

荷物は君の部屋に入れてあるから。

🎩🍷

、、、おう。

🎩🍷

なら。一旦部屋行くわ、、

🤕🖤

大丈夫?1人で

🎩🍷

こんくらい壁伝いで行けるわ

🤕🖤

そう。

身篭った母についてまわる子供のような素振りを見せる太宰は、無理をしているように感じた

俺のせいで、、

🎩🍷

、、、俺のせいで、、

地べたに座り込んでまた苦しむ

🎩🍷

彼奴の、好きな事、出来やしねぇんだな

🎩🍷

俺の、せい、。で、、

🎩🍷

、、、、

🎩🍷

なんで俺、こんなに太宰のこと考えてんだ

🎩🍷

ここは彼奴の家

🎩🍷

邪魔するのには最高なのに。

🎩🍷

それをする気さえ起きやしねぇ

頭は彼奴でいっぱいだ。

🎩🍷

こんなのまるで

俺があいつを好きみたいじゃねえか。

🎩🍷

おわり。

🤕🖤

果たして中也は私のことが好きのか!

🎩🍷

次も、お楽しみに、、

はーと、コメント、フォロー 待ってます!

はーと➳♡゛ 1000⬆

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