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弥生
母
雫
母
母
幼い弥生
母
母
幼い弥生
母
雫
母
母
母
父
仕事から帰ってきて、洗面所で顔を洗う父に母は問いかけた。
母
母
母
父
父
弥生は知能の発達に遅れがあった。 完璧主義で、進学校の教師をしている母。 子育てに無関心で、大学研究医をしている父。 姉の雫はあと取りになるために勉強をしており、頭が良く、4歳にしてかけ算を完璧にできていた。
弥生は何を教え込んでも覚えられない、すぐにほかのものに目を向ける。
姉を成功例として例えるなら
弥生は失敗作だ。
母
雫
母
姉は5歳、弥生は4歳になった。
幼い弥生
幼い弥生
母
母
母
雫
雫
幼い弥生
母
雫
姉が自分の部屋に行く。
母
幼い弥生
母
母
ガタンッ!
幼い弥生
幼い弥生
母
幼い弥生
幼い弥生
弥生は苦しそうに泣き出す。
母
母
幼い弥生
母
母
父
母
母親は泣きながら父親に抱きついた。
父
幼い弥生
雫
幼い弥生
雫
自分を見る2人の視線と、すすり泣く母親の泣き声が、弥生の心に深く突き刺さる。
幼い弥生
幼い弥生
ガチャ
幼い弥生
ゴポポポポポ・・・
幼い弥生
父
体の中の酸素がどんどん漏れ出していく父。浴槽の中でうつ伏せになっていた。浮いている父は少しだけ顔を上げた。
父
幼い弥生
ガバッ
ゴボボボ
ゴボ
母
母
雫
幼い弥生
母
母
母
幼い弥生
母
母
母
幼い弥生
雫
幼い弥生
母
雫
ガチャッ
パタン
雫
雫
幼い弥生
雫
雫
雫
幼い弥生
雫
幼い弥生
幼い弥生
「雫は偉いわね!」 「私には雫しかいないわ。」 「弥生に比べて、あなたは完璧だもの。」
幼い弥生
部屋の前から聞こえてきた、母の声。雫を褒め、弥生の愚痴をいい、また雫を褒める。
姉に依存する母、自分にプレッシャーをかける母、ヒステリックに泣く母。
ぼくはどうやっておかあさんをすきになればいいの?
幼い弥生
幼い弥生
幼い弥生
幼い弥生
どうしてこんなこともできないのよ!!!!!!
幼い弥生
母
幼い弥生
母
母
幼い弥生
母
弥生の前髪を鷲掴みにし、椅子から叩き落とす。
幼い弥生
簡単に逃げれないように少し位置の高い椅子に座っていた弥生は、勢いよく椅子から落ちて痛そうに丸まる。
母
雫
母
幼い弥生
幼い弥生
弥生がはじめて、はっきりと発音できた言葉。
「ごめんなさい」と、何度も何度も何度も呟いた。
幼い弥生
雫
勉強をしながら弥生の声に反応する。
幼い弥生
幼い弥生
幼い弥生
雫
雫
幼い弥生
雫
雫
「雫〜!𓏸𓏸ちゃんが遊ぼうだって」
雫
雫
幼い弥生
幼い弥生
雫
幼い弥生
雫
母
幼い弥生
母
幼い弥生
警察
母
母
幼い弥生
警察
弥生はもう、6歳になった。
1個うえのお姉ちゃん、雫。 お母さんに白いランドセルを買ってもらって、嬉しそうにしていたのに。
この前、一緒に勉強しようと言ってくれたのに。
あの日友達と遊びに行ったあと、姉はさらわれたらしい。行方がわかっておらず、犯人の手がかりも付いていないことから海外に売り飛ばされた…と憶測がたったのだ。
母
母
母
母
幼い弥生
母
母
母
母
幼い弥生
幼い弥生
幼い弥生
ワイワイ キャーキャー
少年弥生
男子生徒A
女子生徒A
男子生徒B
少年弥生
女子生徒A
少年弥生
男子生徒A
男子生徒A
男子生徒B
女子生徒A
きゃはは!
少年弥生
男子生徒B
女子生徒A
少年弥生
ぺちっ
女子生徒A
女子生徒A
男子生徒A
少年弥生
教師
少年弥生
弥生は喧嘩っ早かった。喧嘩になると話し合いより先に暴力に頼るし、その理由が完全に相手が悪い時でも先に手を出した弥生のせいになるので誰も信じてくれないのだ。
少年弥生
少年弥生
少年弥生
少年弥生
母
母
少年弥生
少年弥生
少年弥生
母
少年弥生
少年弥生
母
母
母
少年弥生
少年弥生
嫌味ったらしい言い方でも 弥生にとっては最高の褒め言葉に聞こえた。
だって、褒めてもらったことがないから。
母
母
プルルルルルル
母
母
母
母
母
母
母
少年弥生
少年弥生
少年弥生
スッ
母
ベチン
少年弥生
ドンッ
少年弥生
母
母
ズドッ ドンッ ベチッ
少年弥生
母
母
母
少年弥生
少年弥生
母
ベチャ
ズドンッ
プリンをゴミ箱に投げ捨て、弥生を蹴った。
母
少年弥生
母
少年弥生
少年弥生
母
少年弥生
母
少年弥生
母
母
母親派、感情の籠っていない声で、口角だけがニコッと笑った。
少年弥生
そこから
何日も、何ヶ月も勉強した。
周りの子より少し先を行くくらいだが、2年生に上がりかけ算の勉強に入ると弥生はついていけなくなった。 頭を使うのが苦手なんだ。
お母さんは、少しだけ希望を取り戻してくれたけど
やっぱり、勉強する時だけはスパルタで、ほかはヒステリックで、メンタルヘルス的思考で、幼い弥生でも母親の手首の線には気づくようになっていた。
母
少年弥生
少年弥生
母
少年弥生
少年弥生
母
母
少年弥生
少年弥生
母
少年弥生
少年弥生
少年弥生
少年弥生
母
すごく楽しい。お母さんと、誰かと二人で、気ままに遊ぶ。人生で初めてだった。
母
母
少年弥生
少年弥生
母
母
少年弥生
少年弥生
少年弥生
母
少年弥生
母
少年弥生
少年弥生
キィィイイ
向こうから、電車の音。
歯を食いしばりながら必死に走り出そうとする女と、それを止める幼い少年。
少年弥生
少年弥生
ドンッ
ガゴゴゴゴゴ______
ごめんなさい
施設職員
施設職員
「はい」
少年弥生
「よろしく」 「よろしくね。」
少年弥生
少年弥生
少年弥生
数ヶ月後。
少年弥生
少年弥生
少年弥生
ギィィ
中学生。
勉強は頑張ったものの伸びず、悩みながら育った。 友人関係が上手くいくことはなく、施設でも学校でも孤立した存在に。
中学生の弥生
「ねえ、このプリント…」
中学生の弥生
「あっ、いや…なんでもない…ごめんね。」
中学生の弥生
中学生の弥生
中学生の弥生
中学生の弥生
大柄な男を殴り飛ばし、その場で息切れする弥生。 本当に、何をやっているんだろう。 心の中では思っていた。
「おい」
中学生の弥生
中学生の弥生
ジュン
ジュン
中学生の弥生
中学生の弥生
中学生の弥生
中学生の弥生
ジュン
中学生の弥生
中学生の弥生
中学生の弥生
中学生の弥生
ジュン
中学生の弥生
ジュン
そのオトコは去ろうとした。
中学生の弥生
中学生の弥生
ジュン
ジュン
中学生の弥生
中学生の弥生
中学生の弥生
ジュン
ジュン
中学生の弥生
中学生の弥生
ジュン
祈鐘のメンバーたちはそれぞれ敵チームと戦闘。
中学生の弥生
中学生の弥生
ジュン
ジュン
ジュン
強面で荒々しい総長。
でも俺といる時は、たまにこうして笑ってくれたんだ。
♡
ジュン
中学生の弥生
ジュン
中学生の弥生
中学生の弥生
中学生の弥生
中学生の弥生
♡
ジュン
ジュン
中学生の弥生
ジュン
中学生の弥生
中学生の弥生
中学生の弥生
中学生の弥生
ジュンくんが好き……
♥
中学生の弥生
中学生の弥生
中学生の弥生
中学生の弥生
中学生の弥生
中学生の弥生
ジュン
中学生の弥生
ジュン
中学生の弥生
中学生の弥生
中学生の弥生
ジュン
中学生の弥生
ジュン
ジュン
ジュンは協会の裏を通って帰っていった。
中学生の弥生
中学生の弥生
中学生の弥生
メンバー全員でいた時、外の方が騒がしくなった。
外にいたメンバーたちがなにやら戦っている。
中学生の弥生
「こいつらが急に来て!!」
急遽応戦し、なんとか敵チームからの刺客共を全員帰す事ができた。
「強いね、あのこ」
「…」
中学生の弥生
「ねぇねぇ君〜」
シロ
クロ
中学生の弥生
中学生の弥生
シロ
白い方はやたらと明るく、黒い方は白い方よりは控えめなものの距離が近い。
中学生の弥生
中学生の弥生
クロ
クロ
シロ
中学生の弥生
中学生の弥生
中学生の弥生
シロ
クロ
中学生の弥生
クロ
このふたりとは仲良くなった。
よく協会近くの壁からこちらを見下ろしてきているので、そろそろ登ってやろうとも思ったくらいには、回数を重ねた。
クロ
中学生の弥生
口は悪くても、笑顔。2人といるのもすごく楽しかった。
シロ
中学生の弥生
クロ
クロ
中学生の弥生
ジュン
ジュン
中学生の弥生
毎日が楽しい。
一生この環境で生きていけたら。
ジュン
中学生の弥生
中学生の弥生
中学生の弥生
中学生の弥生
中学生の弥生
ジュン
中学生の弥生
カツ、カツ、カツ
ジュンは協会を去っていった。
中学生の弥生
中学生の弥生
中学生の弥生
中学生の弥生
白い学ランをだらしなく羽織り、顔を血まみれにした少年が 協会の真ん中で静かに泣いた。
負けた悔しさよりも、目の前で好きな人に見捨てられたという事実に。
中学生の弥生
中学生の弥生
中学生の弥生
中学生の弥生
中学生の弥生
中学生の弥生
中学生の弥生
中学生の弥生
中学生の弥生
弥生
弥生
クロ
弥生
弥生
クロ
弥生
声を震わせる。
クロ
弥生
クロ
弥生
クロ
弥生
母
少年弥生
母
恋するのを辞めるって事だよ…大丈夫、友達のままだから
母
もう、いいよ。
弥生
弥生
弥生
●●
弥生
●●の首を力強く抑えながら、馬乗りになっている。
弥生
●●
弥生
弥生
弥生
弥生
●●
嶺李
●●
シロ
嶺李
弥生
●●
●●
嶺李
嶺李
嶺李
嶺李
●●の腕にナイフで切れ込みを入れ、流れ出た血をキレイに処理。
●●
ビリビリビリビリ
電気ショックで床に倒れ込む。
●●
嶺李
●●
嶺李
ゴクン
●●
嶺李
嶺李
嶺李
弥生
弥生
弥生
弥生
弥生
嶺李
嶺李
弥生
嶺李
嶺李
嶺李
弥生
弥生
嶺李
嶺李
弥生
チク❤︎
弥生
弥生
弥生
体が熱くなり、モヤモヤする。
ぢゅ
弥生
嶺李
嶺李
嶺李が弥生の弱い箇所を刺激する。
くすぐっているだけだ。
弥生
嶺李
弥生の下半身にぐりぐりと力を入れながら、電流を流す。
弥生
嶺李
弥生
嶺李
弥生
嶺李
薬追加♩ 注射器でまた弥生の体内に流し込む。 そして弥生の身体を弄っていた手を離す。
弥生
嶺李
●●
●●
嶺李
弥生
弥生
もう外は暗く、ここは街灯にもあまり照らされない。劣城家だから。 我慢できずに何度かふらりと立ち上がり、壁に手を付き自分で下半身を弄ってみたが強力な薬のせいでなかなか効果が切れてくれない。 いつもはこうなると嶺李のことばかり考えてしまうが
弥生
弥生
弥生
弥生