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ヌッシ

どうもヌッシです。

ヌッシ

いつもありがとうございますm(_ _)m

ヌッシ

今回も長くなります

ヌッシ

ではスタート

セル・ウォー

舞踏会か、とは言ってもドレスを用意する暇なんてないぞ。どうしたものか...

セル・ウォー

(いやでも、確かシンデレラの守護妖精により姉たちに破かれたドレスから綺麗な青いドレスに変えてもらうんだが、一応用意した方がいいのか?)

セル・ウォー

とにかく、原作に倣ってドレスを探してみるか

ガサゴソ(部屋を探る音)

セル・ウォー

おっ、これじゃないか?

一着のピンクとホワイトのシンプルなデザインのドレスを見つける

セル・ウォー

(確か、母の形見だとシンデレラは言っていたな)

セル・ウォー

この後飾り付けていくんだが、サイズもぴったりだしこれで充分だろう。さて、仕事に取り掛かろう

その夜

セル・ウォー

はぁ、疲れた...化粧を落として早く寝よ―!どうしたんだ、これ...!

部屋へ戻ってきたセルの目に最初に飛び込んできたのは、リボンで飾り付けられた可愛いドレスだった

スージー

じゃーん!

ジャック

サプライズ!

ガス

えと、ハッピーバースデー!

ジャック

違う違う、今日はセルデレラの誕生日じゃないぞ

スージー

セルデレラのために皆で飾ったのよ!

飾りつけを手伝ったネズミたちがセルを見ている

ヌッシ

屋根裏とでも思ってくださいm(_ _)m

招待状の届いたその日のこと

ジャック

なぁ、あのドレス俺たちで飾り付けないか?

スージー

私たちで?

ガス

おいらは賛成!さっきセルデレラに悪いことしちゃったから、お詫びにおいらドレスの飾りつけ手伝いたい!

スージー

そうね、セルデレラはドレスを飾る時間もないもの。私たちでやりましょう!セルデレラのために!

ジャック

あぁ!セルデレラのために!

セル・ウォー

そうだったのか、...本当にありがとう、皆!

そして舞踏会の夜

ヌッシ

明るいけど夜です!夜ですよ~!

継母

二人とも早くしなさい

アナスタシア

はーい

ドリゼラ

待ってママ~

セル・ウォー

待ってください!

三人:!?

セル・ウォー

僕も行きます!ドレスが間に合ったんです!素敵でしょう?

セル・ウォー

(なんせアイツらが作ってくれたんだからな)

アナスタシア

...ハァ!?アンタも行くの!?

ドリゼラ

ママ、嘘でしょ!?

継母

いいえ、招待状には国の娘は全員出席するようにと書かれていました。なのでセルデレラも連れていきます

二人:ママ!!

セル・ウォー

お母様...!

継母

それにしてもセルデレラ、本当に素敵よねそのドレス。胸元の大きなリボンが特に(強調するように)。ねぇ、アナスタシア?

セル・ウォー

(?何か嫌な言い方をするな、!しまった!これは―)

アナスタシア

何よそんなリボンよりアタシn-!!ちょっと!それアタシのリボンじゃない!!まさか盗んだの!?返しなさいよこの泥棒!!

ビリィ!!(セルのドレスからリボンを剥ぎ取る)

セル・ウォー

やめてください!それに盗むなんて―

ドリゼラ

あぁー!よく見たらそのネックレスアタシのじゃない!何でアンタが着けてんのよっ!!

パァン(ドリゼラがセルの首からネックレスを引っ張り、ネックレスが千切れる)

セル・ウォー

やめてください!お姉様!

セル・ウォー

(ネズミたちは屋敷中から材料を集めてドレスを飾り付けた。その中には姉二人の私物も紛れ込んでいたんだ...!)

ガス

アイツ、あれいらないって言ってたじゃないか!!

ジャック

ガス!落ち着け!今出てったってどうにもならない!

継母

おやめなさいあなたたち。...舞踏会に遅れてしまいますよ

二人がセルのドレスから手を離し、迎えの馬車に乗り込んでいく

継母

...ではおやすみなさい、セルデレラ

バタン(ドアが閉まる音)

セル・ウォー

......

セル・ウォー

......っ!

ダッ(突然走り出すセル)

セル・ウォー

(何でだ、この展開は分かっていたはずなのに、悲しくて堪らないっ...!)

セル・ウォー

ううっ...ヒック、グズッ

セル・ウォー

ぜっがぐ、皆がッ、づぐっでっ、ぐれだのにい...!グズッ、ヒグッ

???

...い、おい

セル・ウォー

...?

???

にんじんを持っていないか?コイツが腹を空かせていてな

セルが振り返ると、そこにはローブを着てうさぎを抱いた黄色と黒の髪色をした男が立っていた

セル・ウォー

(!?神格者!?何故ここに!?)

???

おい、何か言え。にんじんはないのかと聞いているのだが?

セル・ウォー

に、にんじん?ちょっと待ってろ...

セル・ウォー

(あれ?もしかして俺のことが分からないのか?涙で化粧が溶けた上にみすぼらしい格好をしているとはいえ、分からない程ではないと思うのだが...)

セル・ウォー

(いや、こいつは神格者に似ている容姿のやつかもしれない。それにこの世界にいるわけがない)

セル・ウォー

にんじん持ってきたぞ

???

あぁ、ありがとう。申し遅れたが、俺はお前の守護妖精のレインだ

セル・ウォー

(名前まで同じ...複雑な気持ちだ...)

セル・ウォー

何でここにいるんだ?

レイン

お前の泣いている声が聞こえたのでな、あとにんじんを探していた

レイン

ところでお前、舞踏会に行くんじゃなかったのか?

セル・ウォー

あぁ、その事なんだが、見てくれれば分かるだろう。ドレスも顔もぐちゃぐちゃ。こんな格好で外を歩けるわけないだろう。しかも舞踏会なら尚更だ

レイン

そうか、せっかく俺が連れて行ってやろうと思ったのに、行く気がないのか。残念だ

そう言いつつも、レインはその辺にあったカボチャを魔法で馬車に変えた

セル・ウォー

...!

セル・ウォー

(魔法!この世界では初めて見た。そうだ、シンデレラの守護妖精は魔法でシンデレラを舞踏会へ行かせたじゃないか。少し癪だがコイツに頼めば元の世界に戻れるんじゃ...!)

セル・ウォー

おいお前、魔法が使えるんだろう、だったら―

レイン

あぁ、すまない。馬車だけでは動かないよな。今、馬と運転手を用意するから待っていろ

レインはそう言っている間にも、側で心配そうにセルの様子をうかがっていたネズミたちを馬に、納屋で寝ていた馬を運転手に変えてしまった

セル・ウォー

そうじゃなくて元の世界に―

レイン

あぁ、お前もみすぼらしい格好のままだったよな。すまない、すぐに綺麗なドレスに変えてやる

そういうと、レインはセルのドレスを美しい青いドレスに変えた

ヌッシ

体のバランス難しい...😇下手でごめんなさい

ヌッシ

あと頑張ってドレスデザインしました。せめてここだけでも誉めてください(厚かましい)

セル・ウォー

だからそうじゃなくて―って、とても綺麗...!凄い、夢みたいだ...!

レイン

関心している暇はないぞ。さぁ乗れ

セル・ウォー

(馬車に乗り込む)

レイン

一つだけ気を付けろ。これは飽く迄で魔法だ。夜の12時を過ぎたらドレスも馬車も元のみすぼらしい姿に戻っちまう。必ず12時になる前には城を出るんだ。いいな?

セル・ウォー

(夢を見せたいんだか現実を見せたいんだか、どっちなんだ...)

セル・ウォー

わかった、色々とありがとう

レイン

こちらこそ、にんじんありがとうな。では楽しんでこい

馬車が動きだし、レインの姿が消える

セル・ウォー

(...次あの神格者に会ったら、どんな顔をしていいのか分からなくなってきた...)

セル・ウォー

(ていうか、何か無理矢理押し通された気がする、そこは腹立つ💢)

ヌッシ

お疲れ様でした

ヌッシ

やっと面白くなってきましたよー!

ヌッシ

やっと、次からBL展開書ける...!

ヌッシ

次からのシーンが醍醐味だと私は思います😇

ヌッシ

さて、今までセルデレラが感じてきた「違和感」の正体とは...?

ヌッシ

よかったらいいね、シェアよろしくお願いしますm(_ _)m

ヌッシ

ではまた次回でお会いしましょう

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