かのん
(いつか太陽に住みたいと)
かのん
(思っていた私は)
かのん
(とうとう地球を旅立った)
かのん
(普通なら太陽に住めない)
かのん
(でも、
太陽耐性がついている私なら)
太陽耐性がついている私なら)
かのん
(きっと叶えられる)
かのん
(そう思った)
かのん
でも…やっぱり
かのん
友達を別れるのは寂しいな
かのん
でも、大丈夫
かのん
私、太陽で生きた人間として、
かのん
歴史に名を残すからね
かのん
(その後、私は
『太陽で生きた人間』として)
『太陽で生きた人間』として)
かのん
(歴史に名を刻んだ)
かのん
(でも、宇宙ゴミでもない)
かのん
(人間でもない)
かのん
(焦げ臭った)
かのん
(謎の塊が見つけられたのは)
かのん
(また別の話…)
解説
かのんはいつか、 太陽に住むことが夢だった。 数年後、 地球を離れ、太陽に 宇宙飛行士として行くことに なるものの、 太陽に行った日から かのんが帰ってくることはなかった。 話の最後に出てきた 「焦げ臭った謎の塊」 というのは、つまり 死んでしまったかのんの 頭蓋骨だった。 しかも、太陽の熱で焼けたのだろう。 そこにはたくさんの死骸が ふよふよと浮いていた…。
かのん
…怖い話だよね
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コメント
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アイス食べてるのもあってヒヤッとした、 意味怖ってこーいうこと、?!今まで こう言う手の話は怖くないと思ってみてきた…、