俺には幼馴染がいる
基本いつも一緒にいる
試験前の勉強会
昼休み
登下校も一緒
でも高校生になってから
なにかが変わった
なんで、…
高校に入学して約1ヶ月
いつの間にか俺と俺の幼馴染、初兎とは
距離というものが少し開いていた
校内では体育祭の話で持ちきりだった
M
ふと友人のMが喋りかけてくる
桃
M
桃
桃
桃
桃
桃
M
M
桃
自分でもコミュ力は高い方とは自覚している
M
合わせてるだけだっつーの…
桃
M
そして予鈴がなりクラスメートは 次の授業の準備を始め
次々と着席していく
暫くして本鈴がなり学級委員の俺は号令をかける
桃
お願いしますという声がクラス内に響渡る
いつも通りに授業は開始され
俺はふと初兎を見る
綺麗な横顔に
二重のタレ目
スタイルは俺より背が高くスラッとている
髪は両端の跳ねが特徴的だ
あまり見ないだろう
何故か一人で気まずくなり
すぐ授業に集中する
俺の得意な社会だった
時間が経ち下校時間になる
久しぶりに初兎と一緒に帰ることにした
白
聞き慣れたあだ名を呼ばれ
俺は初兎と一緒に教室を後にした
一緒に帰るのはいいが
さっきから沈黙が続いている
少し話題を振ってみることにした
桃
白
桃
彼は反応に困るように少し考え
白
桃
白
白
白
桃
白
そう言って彼は優しく微笑む
その笑顔で俺の胸は何故か ぎゅっと締め付けられた感じがした
白
白
桃
白
彼の気持ちを知りたい…
全てをしたい
俺の胸がそう叫んでいる
なにかおかしい
そう考え事をしていると
白
桃
ハッとすると目の前を車が通り過ぎた
信号の横断歩道は赤だった
今はまさしくバックハグ状態
俺の脳内はパニックだった
白
彼はそう心配して声をかけてくる
桃
白
白
桃
気がつくと自分の家の前だ
そしてその隣の家は初兎の家
互いに自分の玄関前に立ち
また明日と挨拶を交わして帰宅した
コメント
2件
皓 百 っ !! 最高です ᐢɞ̴̶̷ ·̫ ɞ̴̶̷ᐢ⊃━💕