/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
司
類、るーい！
司
ったく、どこに行ったんだ？
類
ばぁ♪
司
どわぁぁぁぁ！？
類
ふふっ、司くんにはやっぱり飽きないねぇ
司
驚かすなと言っただろー！？
類
ふふっごめんね？
類
あ、そう言えば君に言わなきゃいけないことがあるんだ。
司
む？どうした？
類
今日委員会があるから少しショーの練習には遅れてるまうんだ…
司
む！そうなのか！
類
ああ、だから君から寧々やえむくんに伝えてほしくてね
司
なるほど！任せろ！
ワンダーランド
類
(予定よりだいぶ早く来れたな)
えむ
あっ！類くんだ〜！
類
おや、その紙…
えむ
そう！次のショーの役者決めしてたのー！
寧々
でも類が来てなかったからまだ予定なんだけどね
類
ほお、ところで、僕はどんな役になったんだい？
司
…それなんだが…
寧々
えっと、
えむ
る、類くんにはお姫様役をしてもらいたくて…！
類
…
類
へ、
類
お、お姫様役を？
類
ど、どうしてだい？
類
僕は長身だし…
司
だからだ！
類
だから…？
寧々
今回のお話のお姫様は王子様よりも身長が高くて、
寧々
そのお姫様のかっこよさに王子様が惚れるって言うお話なんだ。
類
で、でもえむくんと司くんとかでも良いんじゃないかい…？
寧々
うん、それも考えたけど
寧々
司達と私たちだったら身長差が大きすぎて変に見えるし…
寧々
えむと私だったら逆に小さすぎるから
類
なるほど…
類
…
えむ
それにそれに！類くんは細身だし、肌も白いからお化粧したらとーってもかっこいいお姫様になると思うんだ！
寧々
うん、それが決め手
司
あとは類次第なんだが…
類
…
類
分かった。やろう
司
い、いいのか！
類
うん。いずれはこんな役もするだろうと覚悟していたからね
類
じゃあ、早速読み合わせからいこうか
えむ
はーい！
えむ
「おやおや？そこのお嬢さんはずいぶんとお綺麗じゃあないか？」
司
「貴様、何抜かした事を言っているんだ…！！」
えむ
「君、もしかしてこの子のボーイフレンド〜？」
司
「！？ち、ちがう！」
えむ
「おや、まぁそうか君とこの子じゃあ不釣り合いすぎるもんな！！」
寧々
「ああ、全くだ」
類
「…」
えむ
「なあ、俺たちと来ないか？」
司
「なっ、いかせん！」
寧々
「お前に聞いたんじゃないんだ。」
類
「私は」
類
「貴方とは共にいけません。」
えむ
「おやおや…！？見た目だけじゃなく声まで美しいのか！？」
寧々
「ますます欲しくなったなぁ…」
えむ
「そうだ！君の名前は？」
類
「…ルシェフ」
えむ
「あぁ、なんと美しい名前だ…！！」
司
「ルシェフ…！？」
司
「お前どうして名前を！？」
類
「名前を交換条件に今回は帰ってください。」
寧々
「…今回、かまた次回がある事を期待しているよ…！！」
類
「…」
寧々
はー、つっかれた、
類
では、今回の読み合わせで気になった部分を言っていこうか。
えむ
…はーい！
司
じゃあえむ！どうしたんだ！
えむ
あのね、類くんのお芝居なんだけど…
えむ
類くん…_______
続く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
