叶
葛葉
冗談だと思っているからか、その一言で終わってしまう
叶
立ち去ろうとした葛葉の袖を掴んで言ってみる
葛葉
葛葉
よし、食い付いたな
僕の勝ち
叶
叶
叶
わざとらしく耳元で呟くと、びくっと反応した
葛葉
こいつ、知らないのかな
そんな顔で睨んだって逆効果なだけなのに
叶
叶
葛葉
ますます赤くなっていく顔を見て、僕の中の理性が切れた音がした
叶
さっきまで俯いていた顔を上げ、なにが?とでも言いたげにこちらを見ている
叶
葛葉
その顔にそっと手を添え、触れるだけのキスをした
顔を離し、様子をうかがう
手で口を覆い、さっきまでとは比べ物にならないくらい赤くなっている
叶
可愛いな、とか呑気に思っていると
葛葉
その言葉と同時に、視界が回る
叶
叶
気がついた時には葛葉が僕に覆いかぶさっていた
叶
葛葉
葛葉
部屋の明かりに照らされていつもより艶らしく見える
叶
その言葉を合図に、葛葉の熱が伝わってくる
快感に溺れ、声を抑える余裕もないまま意識を手放した
目を覚ますと、隣にいた葛葉と目が合った
葛葉
叶
叶
いつ寝てしまったのか、そう聞こうと思ったが先に葛葉が口を開いた
葛葉
葛葉
正直気持ちよすぎた
どうなってもいいと思ってしまうくらいに
叶
葛葉
付き合う?恋人になるってこと?
叶
葛葉
葛葉
叶
葛葉の赤くなっていく顔が面白くてやってた、とか口が裂けても言えない
葛葉
なかなか頷かない僕に苛立ってるのか、耳をいじめてくる
叶
葛葉
叶
葛葉
下を弄りながら聞いてくる
叶
葛葉
そう言ってそっとキスを落とされた
ずるい、いつもはそんなこと恥ずかしがって言わないくせに
叶
OKするしかないじゃん
その日の配信は声が出ないからと休み、ひたすらお互いを求め愛し合った
男の顔をした彼氏は、とてもかっこよかった
コメント
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はわ…💓💓kzknてぇてぇ