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花桜瑠
花桜瑠
花桜瑠
花桜瑠
花桜瑠
花桜瑠
花桜瑠
花桜瑠
花桜瑠
花桜瑠
花桜瑠
花桜瑠
俺の名前はゆあん
カラフルピーチに属する高校生
よくコメントで
「みんな仲良くて羨ましい」
「からぴちいつも楽しそう」
とかよく見るけど
本当は…
本当の…メンバーの素顔は…
俺にとって
害でしかない
俺はゆあん
ゆあん
俺の属するグループのカラフルピーチは、メンバーで同居をしている。
だけど、それが俺は嫌だ
ゆあん
簡潔に言うと
俺はメンバーから嫌われている
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
トイレは我慢なんてできない
……
ゆあん
ゆあん
俺は重たい体を持ち上げ、ベットから起き上がり部屋を出た。
ガチャ
なおきり
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
俺がドアを開けた先には、メンバーであるなおきりさんがいた。
なおきりさんは俺を見るなり眉間に皺を寄せ、睨んでくる
ゆあん
なおきり
ゆあん
ゆあん
なおきり
なおきり
なおきり
ゆあん
ゆあん
撮影の時に見せる優しそうな顔と違い、その顔はただ俺を軽蔑していた。
ゆあん
ゆあん
なおきり
なおきり
ゆあん
ゆあん
なおきり
なおきり
ゆあん
ゆあん
じゃぱぱ
ゆあん
俺の後ろからふと声がした
振り返るとそこにはリーダーのじゃぱぱさんがいた
ゆあん
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
バチン!
ゆあん
怒鳴られた瞬間、おれの頬にじゃぱぱさんの手のひらが俺の頬を打った。
じゃぱぱ
じゃぱぱ
なおきり
じゃぱぱ
消えればいいのに
ゆあん
ゆあん
こんなことになったの?
じゃぱぱ
じゃぱぱ
ドンッ!
ゆあん
じゃぱぱさんは俺を押し、階段から突き落とした。
情けない声を漏らした直後、俺は階段を転げ落ち痛みで動けなかった
ドンッ!ドン!!ガタガタ!!
えと
私はえと。
今はテレビを見てくつろいでいた。
みんなは朝早くからバイトやら遊びに行くやらでほとんどいなくて、
私も午後から友達と遊ぶからそれまで待っていようとリビングにいた。
リビングには私1人
だから急に上から聞こえてきた物音に私はびっくりし思わずソファの横に隠れた。
音がしなくなり、そっとソファから離れると、
階段下に少年が倒れているのが見えた。
黒髪に赤いメッシュ
少し痩せていて年にしては小柄な少年
えと
えと
近寄って少し軽く肩を叩いてみたけど反応はなかった
えと
えと
えと
えと
えと
私は上に向かって叫んでみたが、誰の声もかえってこなかった
えと
えと
ゆあんくんは傷だらけで、ほっておく訳にはいかない
えと
えと
えと
私はゆあんくんをずりずりと引きずってようやくの思いでゆあんくんをソファに寝させた
えと
えと
えと
えと
そういえば最近
ゆあんくんは元気がなかった
でもメンバーも特に何も言ってなかったし、なんなら会話も全くしていなかった
えと
えと
えと
えと
えと
心配しながらも、私は友達と遊ぶことにした。
すれ違いの始まりは何だったのか
どうしてこんなことになってしまったのだろうか
誰が糸を引いていたんだろうか
これは少年少女達に起こった悲劇の物語
その結末は
誰も知らない