夢
ほぎゃ〜…、客がびっくりするぐらいこねぇ…
夢
…ん、何か背中に悪寒が…
さっちゃん
だーれだ☆
夢
ぎゃぁぁぁあぁ!?!?
夢
…って、猿飛さんですか…びっくりさせないでください
さっちゃん
何よ、ちょっとした挨拶じゃないの
夢
後ろでタンスにぶら下がるアホガキみたいな感じでいられると怖いんですよ
さっちゃん
誰がアホガキよ失礼ね
夢
…えーと、そうだ
夢
何しに来たんですかアンタ、客としてなら歓迎しますけど
さっちゃん
残念ながら今日は客じゃないの、
夢
そうですか
夢
ではお帰りくださいさようなら出禁です
さっちゃん
ふざけんじゃないわよ!
さっちゃん
ちょっとくらい話聞きなさい
夢
えー…嫌ですけど…
さっちゃん
アンタ私に対してだけ辛辣じゃない?
夢
そんなこと無いですけどアハハハハ帰ってください
さっちゃん
そんなこと無くないじゃないの!
さっちゃん
…って、そんなのどうでも良くて…
夢
何ですか?銀さんのこととかだったら張り倒しますよ
さっちゃん
銀さんのことなんだけど…
さっちゃんが言葉を発した瞬間、身体は宙に浮き直後地面に張り倒されていた
夢
何か言いました?帰ってください
さっちゃん
クソ暴力女が…
さっちゃん
どうせアンタ親離れできてないだけでしょ!
さっちゃん
私が銀さん取ろうとしてるって言うか〜、もう取っちゃってる状況なんだけど
さっちゃん
それが気に食わないだけでしょ!?!?
夢
そっ…そんなこと無いもん!
さっちゃん
いい加減親離れしなさいよ親バカ!!銀さんはもう私のものなn((
さっちゃんの横に包丁が突き立てられる
夢
何ですか?よく聞こえなかったんですけど何か言いました?
さっちゃん
コノヤロー…
夢
とりあえず銀さんの相談は受けないのでお引き取りください
さっちゃん
いや、
夢
な…何ですか、この期に及んで…
さっちゃん
とりあえず団子だけ食べてくわ、三本頂戴
夢
マジで言ってます?この状況で?
さっちゃん
だって甘いもの食べたくなったんだもの
夢
…まぁ良いですけど、客としてなら歓迎しますんで
しばらくして、4本の団子と2個のお茶を持った夢がお盆を運んできた
さっちゃん
…こんなに頼んだつもりないんだけど
夢
一緒に食べるんです私が
夢
ダメですか?
さっちゃん
…しょうがないわね
夢
…さっきの話
さっちゃん
?
夢
猿飛さんの言う通りです
夢
私多分結構銀さんに固執してます
さっちゃん
そんなの今更って感じだけど…
夢
え?…まぁそれでなんですけど…
夢
私、絶対猿飛さんのこと認めません
さっちゃん
…え?今完全に親離れして私の恋応援してくれる流れじゃないの?
夢
嫌ですけど
さっちゃん
はぁ!?
夢
固執はしてますし認めます、でも親離れする気は無いですよ
そういって、夢は残り1個の団子を食べ、ニコッと笑った
夢
だから精々頑張ってくださいね、猿飛さん
夢
私から銀さんを奪えるように
さっちゃん
んだとクソ女ァ〜!?
さっちゃん
元々アンタのもんでも無いわよ!
夢
私の家族です〜はい残念〜
夢
(銀さんは…あとちょっとだけ、もうちょっとだけ誰のものでも居ないで欲しいな…なんて)
終わり