浦川翔平
こら!もういい加減起きなさい
○○
ん〜ねむい
浦川翔平
もう11時ですよ
○○
まだ11時ですよ
僕の彼女の○○は学生で
某ウイルスのせいで昼夜逆転生活を送っている
それも毎日
浦川翔平
(そのせいで肌も荒れてきてるし)
浦川翔平
もー。いい加減起きないと、しょへ怒っちゃうぞ?
○○
しょへ怒っても怖くないし
浦川翔平
あ、その言葉、しょへの心に火をつけた
浦川翔平
必殺布団剥がし!
○○
んぅわああ!
布団をめくろうとすると対抗して○○も引っ張る
そして力も半端なく強い
浦川翔平
(こいつ、ほんとに女か?)
諦めて手を離すと○○は布団に小さくくるまった
浦川翔平
このまま寝かせる訳には行きません
浦川翔平
しょへ、潜ります!
○○
ちょっ!!出てけ!
浦川翔平
あ、今出てけって言ったな?言ったね!?
○○
じゃま!せまい!
浦川翔平
そんなこと言われたら余計に離れませんもんねーだ
必死に追い出そうとする○○の後ろに回り、後ろからぎゅっと抱きしめる
○○
ん〜!力強いっ
浦川翔平
おとこのこだもん♥
○○
離せバカ!
浦川翔平
お口が悪い!レディでしょ!
○○
別にしょへが好きでいてくれるならレディじゃなくてもいい
浦川翔平
まーあたそんなこと言って、だめですよ!もう!
○○
私の事好きじゃないの?
浦川翔平
だいすきだよ
○○
ふふ、じゃあいい
○○は体をこっちに向けて前からぎゅっと抱きしめてくる
小柄な○○は僕の胸にすっぽりおさまってかわいい。
さっきまで怒ってたはずなのに急に天使みたいになってきて
僕はたまらず頭を撫で、○○の体に足をまきつけながら抱きしめ返した。
○○
んんぅ
浦川翔平
どしたの
○○
いいにおい
浦川翔平
…っも〜
○○
ずっとこうしてていい?
浦川翔平
もちろん
浦川翔平
…だいすき
○○
ふふっ、私も
こんな幸せな時間がいつまでも続きますように、
END