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ゆめ
千冬
千冬
ゆめ
ゆめ
千冬とは同じクラスで
少女漫画が好きなことが共通点で仲良くなった
貸し借りもするような仲になり
放課後では千冬が居れば交換したり
それなりにちゃんとした友達なのだ
けれど、少し休みがあり
次に登校してきた時の千冬の顔は凄かった
喧嘩していたことは知ってはいたが
ゆめ
千冬
聞いてもつっぱねられる
にしても、包帯だらけ、眼帯も付けているのに
なんでもないわけが無い
でも、聞くのが怖くなり、千冬とは少しづつ
距離が離れていった時
塾で帰りが遅くなっていた
ゆめ
こんな時に限って友達は早く帰るんだよなぁ
ゆめ
早く帰らなきゃ
「ゆめ?」
ゆめ
聞いたことのある声
ゆめ
たけみっち
ゆめ
ゆめ
たけみっち
花垣くんは千冬くんの友達らしい
少し前に街で出会った時に教えてくれた
ゆめ
たけみっち
たけみっち
ゆめ
たけみっち
たけみっち
たけみっち
ゆめ
たけみっち
ゆめ
ゆめ
たけみっち
ゆめ
ゆめ
たけみっち
たけみっち
すごく名残惜しそうな顔で言われる
ちょっと気まづいかなぁ〜...
ゆめ
ゆめ
たけみっち
花垣くんは心配性だなぁ...
ゆめ
1人で歩く道って
すごく暇なんだよなぁ
音楽聞こうかな
なんて呑気な事考えてたら
後ろから「おい」
ゆめ
低く、怒っているような声
振り返りたくない
怖い、不審者...?
「おいっ!」
怖い、こわいっ
けどっ
恐る恐る振り返ると
そこに居たのは
ゆめ
千冬
ゆめ
千冬
ゆめ
千冬くんでよかった
でも、なんで少し怒って
千冬
ゆめ
私の意見なんて聴こえない
とでも言うように
私の手首を引っ張って歩き出す
ゆめ
千冬
話は聞いてくれるみたいだけれど
手首は離してくれないみたい
ゆめ
千冬
少しいいにくそうに言いながら
千冬
ゆめ
どんな内容なんだろう、気になるけど
気まづくもなりながら
夜道、二人で歩く
なんだか少女漫画にありそうな展開に
不覚にもドキドキしちゃってる自分がいることに気づいた
ゆめ
千冬くんに顔が見せられないくらいには顔が赤いのがわかる
少し俯いていたら
千冬
ゆめ
見上げたら顔は見れないけれど
耳が赤くなっていたことがわかった
千冬
照れているような、忠告しているような言い方
なんだか嬉しくて
ゆめ
恥ずかしいけど
千冬くんが、頼れって、言ってくれたから
ゆめ
千冬
千冬
ゆめ
千冬くんはずっと手首を掴んでいたけれど
今度は、私から手を繋がせてね
千冬くん
主
主
主
主
主
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