貴方は私の───。

🚗 ³₃

───www

ｷｷﾞｨｨｨｨｨｨｨｨｨｨ!!!!!!!!!

ﾄﾞﾝｯ…!!!!!

きゃぁぁぁ！！

女の子が引かれたぞ！？！？

誰か！！救急車を呼んで！！！

.........

あれ…私、

マイキーの所に走っていって…

あぁ、そっか、

それで、車に引かれたのか…

私、ﾀﾋぬのかな…

はは…

先日、○○市 □□町の道路で、20歳全般の女性が車に引かれ死亡しました。女性は実況者をしており─────また、女性は薬物乱用をしており普段から幻覚幻聴を─────

女性は“マイキーが…”と呟いており、 只今、警察が────

私…

そっか、思い出した…

マイキーは、

マイキーは私の…

────妄想だった。

日々の生活から逃げ、誰かに慰めて貰う為に

勝手に創り出した空想の人間

こんな友達が欲しい、

こんなファンがいたら…

こんな事を思って創った、

自分の理想の友達、人間

それが、マイキーだった。

フレンドリーで、

甘いものが好きで、

やんちゃで、

元気

私の事が大好き、

そんな、理想の人間、友達

それがマイキー、

私だけの友達。

他の誰にも見えない

私の空想の友達だった。

そっか、だから店員さんや周りの人達はあんな態度だったんだね、

現実逃避をして、マイキーが実在する人だと思い込んで

でも、実在していなかったから

一人で買い物や編集をしていた…

…私、最後まで1人だったな、

社会にとけ込めず、実況者になったけど

全く売れなくて

結局アンチにメンタル削られて

現実逃避して、

薬物に手を出して

マイキーと言う実在しない人物を創って、

…最悪な人生だった。

いや、

最高の人生だった、！

マイキーのお陰で

ℋ𝒶𝓅𝓅𝓎 ℰ𝓃𝒹…？

─タイトル─

“貴方は私の…妄想だった。”

最後まで読んでくれて有難う御座いました！