涼ちゃんが泣いてる姿を見て、 なんか、もなにもかも馬鹿らしく思えた。
ぼくは涼ちゃんが好き。
もうそれだけでいいじゃんって。
若井が涼ちゃんの事、 今までとは違うって言ってたけど、 違うどころか規格外だわ。
今はただ、目の前で泣いてるこの人が愛しくて仕方がない。
大森
涼ちゃん、大好きだよ。
藤澤
ぼくもっ、大好きぃ。
藤澤
…ぎゅってしてもいい?
大森
ふふっ、いいよ。
おいで?
おいで?
ぼくが腕を広げると、 涼ちゃんがギュッと抱きしめてきた。
それだけで、すごく心が満たされた。
幸せだ。
藤澤
ずっと一緒にいるから。
大森
うん、ぼくも。
終わり…は、もしかしたらあるかもしれないけど、 ぼく達は始まったばかり。
あるかも分からない終わりを恐れる事は、 もうおしまい。






