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さん
午後の授業はどうしてこうも眠くなるのだろう
黒板の文字が、ゆらゆらと揺れて見える。 チョークの音も、どこか遠い。
ゆあん
頬杖をついたまま、視線だけを前に向ける。 内容は、まったく頭に入ってこない。
ゆあん
――その瞬間。 とん、とん。
ゆあん
肩を軽く叩かれる感触。 反射的に、右を見る。
じゃぱぱ
じゃぱぱ
至近距離。
少しだけ屈んだ翠龍先生の顔が、すぐそこにあった。
じゃぱぱ
じゃぱぱ
にこにこと笑うその表情が、やけに近い。
ゆあん
一気に意識が覚醒する
近い、近すぎる
さっきまでの眠気が、全部何処かへ飛んで行った
ゆあん
なんとかそれだけ返す
声が、少しだけ低くなった気がした。
じゃぱぱ
くすっと笑われる 完全に見抜かれている顔だ
ゆあん
じゃぱぱ
軽く言いながら、翠龍先生はゆっくり体を起こした。
その一瞬
ほんのわずかに離れる距離が、妙に惜しく感じた
ゆあん
自分で、自分の感覚が分からない。
それからしばらく
黒板の文字はしっかり見えているはずなのに
頭の中はさっきの光景でいっぱいになっている
肩に触れた手の感触とか、 あの距離とか、 笑い方とか。
ゆあん
ペンを再び握り直す
問題文をなぞるけど全然頭に入ってこない
ふと前を見る
翠龍先生が他の生徒に教えているところだった
しかも女子に
じゃぱぱ
じょし
優しくて聞き取りやすいわかりやすい声
女子がものすごく嬉しそうに頷いている
ゆあん
ゆあん
さっき自分に向けられた笑顔と、同じ。
それなのに 胸の奥が少しだけざわつく
翠龍先生から視線を逸らし、ノートへの変えていく
でもまた顔をあげて先生を見てしまう
ゆあん
自分でも説明できない感情が、じわじわ広がっていく
この授業だけ他の授業より
時間が長く感じた
投稿頻度、がくんって落ちちゃってましたね😭
今日中には新しいと書きたいなーって思っているので
まってってね ー
next
♡500⤴︎