TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

希望は要らない 💬

一覧ページ

「希望は要らない 💬」のメインビジュアル

希望は要らない 💬

1 - 希望は要らない 〜前編〜

♥

918

2024年05月07日

シェアするシェアする
報告する

やっとリクエストを書きます

今回のリクエストはこちら!

感動話になる予感🫣✨

⚠️注意⚠️ ・nmmn注意 ・キャラ崩壊注意 ・過呼吸表現あり ・桃さんクズ表現あり ・通報しないで欲しいです ・運営さん愛してます

では、行ってらっしゃい!!

ん"ッ、!?ゴホッ、ゴホゴホッ…

夜中の2時

いつものようにPCを開き仕事をしていたらいきなり心臓が痛くなった

胸を矢で刺されたような ズキズキと継続する痛み。

寝たら収まるだろうと寝転ぶが 悪化していくこの痛み

思わず俺はスマホを取りだし119と打った

いつ意識を手放したかすら覚えていないが

起きたら病室で寝ていた

周りには誰もおらず 「起きたらナースコール押してください」 と書かれたメモが貼られていた

そのメモ通りにナースコールを押せば そそくさと看護師さんが来た

看護師さん

内藤さん。起きたのですね!体調の方大丈夫でしょうか?

あ、おはようございます。若干動悸がするだけで他は特にございません[起きる]

看護師さん

そうですか、一応動悸を止める薬ございますがお飲みになられますか?

頂いても大丈夫ですか、?

看護師さん

かしこまりした。すぐお持ち致します。その前にこの後の説明だけしてもよろしいでしょうか?

あ、はいっ!よろしくお願いします

看護師さん

ありがとうございます。この後内藤さんには検査を受けてもらいます。

検査、?

看護師さん

昨日、の症状が心臓病に似ていまして、正式な検査の元、心臓病かを確認させて頂きます

なるほど、、

看護師さん

大丈夫ですか?

冷静なフリをしているが 勿論驚きだ

心臓病と診断されれば 無論心配と迷惑を両方かけてしまう

以前、内科師をめざしていた時に知った 心臓病は寿命が短くなる

ドナーなんて見つかる方が珍しい

助かる確率はほぼないに等しい

八割がそうだ。

もし、寿命が2ヶ月とかであれば いれいすから抜けよう

そう決心し、看護師さんに返事を綴った

大丈夫です。時間になったら呼んでください

看護師さん

かしこまりました。薬だけ持ってきますね

看護師さん

あ、それと、このことを報告する方はいますか?

特にないです。1人で大丈夫です

看護師さん

でも、誰かに言った方がいいと思いますよ?

本当に大丈夫なんです。1人でお願いします

看護師さん

かしこまりました。では。

看護師さん

検査はこれで以上となります。結果が出次第、またご報告させていただきますね

ありがとうございます。[軽くお辞儀]

看護師さん

それでは、

はぁ、

溜息をつき、ベッドへ寝転ぶ

検査中看護師さんが驚いたような顔を していた

寿命がそう長くは無いのだろう

もっと皆と上を目指していきたかったな なんて思いつつ腕を天井へ上げる

活動前より細くなった俺の腕。 努力してきた証だななんて少し喜ばしく 思う

俺が死んでもきっといれいすは伸び続ける

東京ドームなんて余裕だと思う

だからこそ、俺はこのグルには要らなくて

いらないって言うか、いてもいなくても 変わらなくて

最後まで迷惑かけるクズでゴミで、

最初から俺の努力は必要なかった

そう思うと次第に涙が溢れてた

俺が死んでも、いれいすが活動しやすい用に生きている内に仕事をある程度 進めないと

そうすれば自己満だが生きててよかったって思えるかもしれない

俺を必要としてくれる人が出てきてくれるかもしれないから

看護師さん

内藤さん。診断結果が出ました。診断室Aへご移動願います

了解です。

相棒からのLINEを開き

「今までありがとう。いれいす抜けるね」

そう打ち込む。もう何でも良かった。

死ぬのが嫌だなんて思いたくなかったから希望なんて見せないでくれ

とことん嫌え。呪え。その死に方が俺らしいだろ。

炎上させろよ。散々燃やせよ。

なんて、馬鹿馬鹿しい…自分でも思う

それでも、希望は欲しくない。

死ぬなら潔く死にたい。天罰だと思いたい

鳴り止まない通知音の中俺は診断室へと 向かった

医者

ないこくんっ、!

お久しぶりですっ、よろしくお願いします[軽くお辞儀]

医者

そこ座ってね!

ありがとうございます[座る]

医者

ないこくん。すんごい言いにくいんだけどさ、ドナーが見つからなければないこの寿命はあと3ヶ月なん、だよね、

ですよね。了解です

医者

あ、え、驚かないの?

大体予想ついてましたし、w

医者

あ、なるほど…どう、する、?ドナー探す、?あ、探すよねごめんごめん…

いえ、結構です。ただ、もし俺が死んだら使える臓器は寄付してください。

医者

え、でもまだ希望があるよ!?

先生?俺たち昔から一緒じゃないですか。分かりますよね?

俺に希望なんて与えないでください

医者

それはないこくんのお母さんがっ、!

母の名前をここで出さないでッ、

医者

え、あ、じゃぁ、この紙に記入してね、?[ペンと紙を渡す]

こんな俺でも 誰かを救いたかった

昔からドナーには興味があった。

俺の臓器で助かる命があるならば 俺は喜んで臓器を渡す

紙を記入していたらひっかかった 質問があった

保証人連絡先の六文字だ

誰か居ないかなって考えたら 先程冷たく接してしまった相棒が 頭に浮かぶ

めんどくさいからこいつでいっか なんて軽々しい理由でまろの連絡先を 書いた

医者

書き終わった?

はい。よろしくお願いします[お辞儀して渡す]

医者

ちゃんと受け取ったよ。じゃあ、退院で大丈夫。少しでも気分が悪くなったりしたら連絡してねー?

ありがとうございました。失礼します[診断室から出る]

2日ぶりの外の空気

少しひんやりしていて心地いい風が吹く

そんな中目の前に見慣れた3人が現れた

水色頭と赤色頭、白色頭の3人だ

どうやら俺を探しているようで、口々に 俺の名前を呼んでいた

ないちゃーん、!どこおんねんほんまに…

ないちゃー、!どこー!

え、ねぇ、あれないくんじゃない?

バレちゃったようだ。 追いかけてくる3人を交わすため

そそくさと別ルートから家へ帰るのを 試みた

家の前に着き、鍵を開けようと思ったら 既に開いていて

玄関を見れば靴が2つ綺麗に 並べておいてあった

この靴は俺がまろにあげた靴と似ていて

隣の靴はよく俺が履いてる靴だ。

家に居るのはまろか…

気まづながらも家へ入った

ないこっ、!?

はぁ、なんで居るの?

なんで居るのって、心配しとったんやで!?どこおったん、!ってかLINEなんでみぃひんの!?ウルッ[桃の手を握る]

メンバーに暴行するのは気が引けるが

嫌われるためだ。仕方ない。 そう自分に言い聞かせ

懇願するまろの手を振りほどいた

え、?ウルッ

別に心配しろなんて頼んでないじゃん。勝手に心配してるのそっちでしょ。干渉しないで

あと、LINEでも言ったけど俺いれいす抜けるからこれでもう赤の他人。

分かったらさっさと出てって。俺ん家に入らないで

言ったあと酷く後悔した

いつも横で笑ってるまろの顔は 絶望と憎しみに溢れた顔をしていたから

今にも泣き出しそうな声と、顔で

はぁ、!?なんやねんそれっ!人がせっかく心配してあげとるんに言い方ちゃうやろ!

知らない。お前なんかに一々気遣わないだろ

もういい。心配して損した!お前の要望通りさっさとこの家から出てってやるよ!!

バタンと音がリビング中に鳴り響く。

後悔と罪悪感が混ざった奇妙な気持ちに 心が犯される

カバンから少しはみ出ていた診断書を

半ば無理矢理カバンへ突っ込む

自分がやったのにも関わらず 異様にムカついて

モンスターを一気飲みする

すると瞬時に胸が痛くなって

その場へうずくまる

胸が締め付けられて、助けて貰いたいけど

こんな俺を助けてくれる人はもう居ない

這いつくばりながら必死にカバンへ向かい貰った薬を取り出す

冷や汗を掻きながら水で薬を流し込む

少し胸の痛みが和らいだと思ったら

PCを手に取り、いつ死んでも良いように仕事をする

最低でも4ヶ月後の仕事までは 終わらせたい

その一心で黙々と作業を始めた

なにあいつほんまに…心配してあげとるんに

ないこと喧嘩して家を出てきた

まぁまぁ、疲れてたんでしょ

ないこ以外のメンバーが俺をあやす

だとしてもいれいす抜ける!?普通に考えて

うーん…なんかあったんちゃう?

あんな冷たくなくてもええやん!教えてくれれば抜けれへん用な策取れるやん

確かに…

それでも怒りが収まることなく イライラしていた

そんな時1本の電話通知が入った

ダイス病院…?

え、なに。怖い怖い…

なんかあったんかな?

はい。

医者

いきなりお電話かけてしまいすみませんっ!ないこくんのご友人さんであってます?

あ、はいあってますけど…

医者

少しお話がございまして、今お時間大丈夫なのであればダイス病院に来て頂きたいです

かしこまりました。他に4人居ますが大丈夫でしょうか?

医者

大丈夫ですよ!

ありがとうございますっ。すぐ向かわせて頂きます

え、なにどしたん?

いや、ないこの事で呼ばれたっ、んよな、

え、

と、とりあえず、行く、?

せやな、

え、なんか、大丈夫っ、なの、か?

わからんけど、行かないといけんのなら行かなあかんよ。

え、病気やとしたら俺凄い申し訳ないことしとらん、?

そんときはそんとき!一緒に謝ろ![青の手握る]

ってか、いれいす抜けるとかいきなり言い出したないちゃんも悪いし

ほら、行かな進まんで![歩きはじめる]

うんっ!

医者

あ、猫宮さん!急に呼び出してすみませんっ!

いえいえ大丈夫ですよー!

医者

えっとー、さっきまで他にあと3人いましたよね、?待ちますか?

後で僕らから説明するので気にしないで大丈夫ですっ!

医者

そうですか!良かったですっ、あ、そちらお座り下さい!

医者

あ、えっと、後ろの方もどうぞ、!

あ、名乗るの遅くて申し訳なかったです!獅子尾 悠佑ですっ!

席失礼します[軽くお辞儀]

医者

あ、悠佑さん!かしこまりました!

ないこになんかありました?

医者

はい。実は

医者

〜ーーー〜〜[説明]

医者

本人に秘密にしていて欲しいと言われたのですが、破ってしまい申し訳ないです…

余命ッ、、

ないこはドナー探すこと反対したんですか?

医者

はい、ですが昔からの仲なので見殺しにすることも出来ず、勝手に探しています…

昔からの仲、、?

医者

ないこくん昔は病弱で、定期検診日にお母さんにこの病院で捨てられたんですよね、

医者

結局お母さんに電話して連れ戻して貰ったんですけど、その一件から親が嫌いみたいで

医者

名前の由来も酷くて、いら「ないこ」って意味で、毎日泣きながらないこくんこの病院来てたんですよ

なるほど…

じゃあ、話戻しますが、ドナーが見つからなければないこ死んじゃうってことですか、?

医者

言い難いですが、そうなりますね…

ッ、![走る]

まろっ!!

医者

そうなるのも無理は無いです。皆さんで話し合ってみてください。

ありがとうございますっ、ごめんなさい[軽くお辞儀して病室から出る]

まろっ、!

ヤダっ、ヤダヤダっ!

落ち着いて[青抱きしめる]

認めたくなかった

ないこが心臓病で、余命も3ヶ月しかないなんて

寿司食ってるないこを ずっと傍で見ていたかったのに

ないこがッ、ポロポロ[水の肩に顔埋める]

大丈夫大丈夫落ち着こ?[抱きしめて頭撫でる]

ないこがぁッ、、ポロポロ[抱きつく]

まろ!ほんまに、いきなり抜けるなよ、[頭撫でる]

だってないこがッ!グスッ[黒の方むく]

ないこん家行こ。本人にちゃんと聞こ。そじゃなきゃ分からんやろ、

う"んッ、ポロポロ

ないッ、こ、?

部屋には沈黙が流れた

いつもここに居るはずのないこが居なくて

その代わりに机には置き手紙とお金が

「今までありがとう。 いれいすは頼みました。 このお金は自由に使ってね。」

そんな言葉と共に50万を超える大金が

は、?

え、ど、え、?

ちょ、は、えっと、?

やばいッ、やつですーよねー、?

…探そ。車は止まってた。遠くは行かないはず

あ、え、はいっ!

了解っ、

行ってきます

まろは行かんの?

VOISING所属タレントに連絡して、家詮索した後合流するな

わかった。

VOISINGリーダー組

ないこ さんが抜けました

🌸

え、?

Ifまろ さんが入室しました

ここも抜けてんの、?

🌸

あ、Ifさん!ないこさんが!

こえ氏も呼んで

🌟❤

ごめん遅れたっ!

ないこが失踪した。お金50万だけ置いてどこ行ったか分かんない。グループメンバーに拡散して

🌸

え、!?

クロノヴァは今日忙しいみたいだから後日連絡する。

🌟❤

わかった。用事が終わり次第こっちも探す。場合によっちゃ、警察案件になるかも

あ、あと。ないこいれいす抜ける気らしい。見つけたら説得して

🌟❤

は、、?

🌸

え、嘘ですよね、?

嘘やないッ、ないこッ、グスッ

🌸

あ、えっと、とりあえず情報拡散しときますっ!!

続きは30分後🫶🏻 ̖́-‬

希望は要らない 💬

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

918

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚