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いつもどうりだった
ただその日は…
逃避行を教えてもらってから会ってない桜に会いにいっただけた…
梅宮
ふっふふふ〜ん♪
梅宮
あ！
梅宮
さく、ら…
梅宮
ﾋｭｯ
衝撃的だった
桜の周りには血だらけで動かなくなった奴らと1人で何かをつぶやく桜がいた
梅宮
さ、さくら…？
ﾎﾞｿﾎﾞｿ
梅宮
？
梅宮
…
梅宮
ﾋｯ
俺はその時初めて見た
桜が逃避行をしていると頃を…
桜
嘉那¥屮嗎波☆豝雜！？
言葉なんかじゃない
よく分からないことを虚ろな目でずっと呟いてた。
それから俺はあの逃避行という名の催眠をやめた
怖くなったんだ
あの時の桜は常軌を逸していた
そしてこの街で桜を一目見ただけでわかった
あいつはまだ自分の世界にいる
梅宮
てなっ！
楡井
ひ、ひぇぇ:(∩´｡ω゜`∩):
蘇芳
そんな事が…
椿野
…でも、待って。
梅宮
ん？
椿野
なんで梅はその子を救いたいの？
椿野
その子のせいで梅もおかしくなるところだったんでしょ。
梅宮
あぁ！
梅宮
あとひとつ、
梅宮
俺がそれをやめられたのは桜の言葉があったからだ。
柊
あ？
柊
どうゆう事だ？
梅宮
桜は定期的に現実に戻ってしまう
梅宮
桜はずっと周りから見た目のせいで拒否否定ばっかされてきた。
梅宮
それこそ、いじめでも、虐待でも何でもだ。
楡井
え？
梅宮
そんな桜が俺に言ったんだ。
梅宮
もうそろそろ現実見たらどうだ？
なんで？
だってお前には…
心配して待ってくれる人がいんだろ。
梅宮
ずっと1人だった桜がそう言ったんだ。
蘇芳
？
蘇芳
なんで、自分から進めたのにそんな事言ったのかな？
梅宮
…きっと
梅宮
寂しかったんだろ…
梅宮
だから、あいつは仲間を探してた。
梅宮
でも根はいい奴だったから出来なかったんだよ。
椿野
でも…
梅宮
今は納得出来ないかもしれないが話して見れば分かる。
梅宮
あいつがどれだけいい奴で可哀想な奴かを…
楡井
…わかりました！
蘇芳
！
蘇芳
楡くん…
蘇芳
そうだね。
椿野
はぁ、まぁ梅の頼みなら仕方ないわね。
梅宮
ありがとうな！
梅宮
お前らもよろしく頼む！
はいっ！
梅宮
桜…
梅宮
あと、少しだ…
梅宮
頑張れ…
梅宮
…
桜
梅宮…
桜
また、きたのか。
梅宮
…うん
桜
もう俺らは話せるような関係じゃないだろ。
梅宮
でもっ！
桜
俺が自分に催眠をかければみんな俺の本物の芝居で騙される。
梅宮
…うん
桜
それで、さらに否定される
桜
どんどん耐久性がすり減らされる
桜
俺は目の前の事情を交わしつつ生きるので手一杯でお前には構ってられない。
梅宮
じゃあ、俺が…!
梅宮
桜を助ける！
桜
ｯ
桜
…そっか。
桜
ありがとうな。
梅宮
！
本当に綺麗だったんだ。桜。
初めて見せてくれた、自然の笑顔。
続く
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