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Et
Et以外
みんながスマホを取り出した時 不意に視界に入ったEtさんのキーホルダー
Hr
えとさんのスマホにも 俺と同じものが揺れている チョコを抱えた あの色違いの羊のキーホルダー
あの日、北海道の小さな雑貨屋で 学校の帰りに2人で選んだものだ
Hr
俺はそう言いながら 自分の灰色の羊のキーホルダーを見せた
Etさんは一瞬だけキョトンとして すぐに小さく笑った
Et
Et
そう言ったEtさんは大事そうに キーホルダーに触れた
Et
Hr
俺たちは優しく微笑みあった
Ur
No
Hr
Et
Jp
Et
Dn
Ya
連絡先を交換し みんながワイワイしてる中 Ttが手を止めて言った
Tt
Tt
その声に、周囲の空気がわずかに変わった 俺もEtさんも、一瞬目を見合わせる 懐かしい思い出が溢れてきた
Hr
俺の両親が、4年間外国転勤する ことになり 北海道に住んでいる親戚に預けられることになったんだ
Hr母
Hrの親戚
Hr父
Hr(小3)
Hr(小3)
Hrの親戚
Hrの親戚
Hr母
Hr父母
Hr(小3)
正直、親と離れるのはとても寂しかった
Hrの親戚
Hrの親戚
Hr(小3)
1日後
ピーンポーン
Hrの親戚
Hr(小3)
ガチャ
Hrの親戚
Et(小3)
Hrの親戚
Et(小3)
Hrの親戚
Et(小3)
Et(小3)
Hr(小3)
Et(小3)
そう言って 無邪気に笑う君につられ 北海道に来て初めて俺は 心の底から笑うことができた
Hr(小3)
Hr
Et
Hr
Et
Rn
Et
私たちが小学校を卒業した時 Hrくんは、両親と日本に 住めることになった つまりHrくんとお別れ
お別れの日の夕方 桜の木の下で 私とHrくんは約束した
Et(小6)
私はそう言い、Hrくんの手を握った Hrくんは優しく笑った
Hr(小6)
Et(小6)
Hr(小6)
でも、私は約束を守れなかった
Hrくんが引っ越してから 数日たった日 私も引越しが決まった
Et(小6)
Et母
Et(小6)
Et
Na
Et
Et
Hr
Hr
Et
しばらく沈黙が流れたあと Jpが涙を流しながらこう言った
Jp
Tt
Na
Sv
Rn
Mf
Dn
Ya
Ur
Ya
No
No
Ur
Sv
Jp
Ya
こうしてプチパーティーが始まり 2年生、最初の日が終わった