主
今回は理央の回想がメインです。
主
(.)かっこがないですが、
主
理央は頭の中でしゃべっています。
主
それでは本編start⭐️
綾上理央
さっきの理科の授業から、心臓がうるさい
綾上理央
おかげで授業に集中できない
綾上理央
理由はとうに分かってる
綾上理央
小さい頃から分かっていたことだ
10年前
ピーンポーン
理央 母
は~い
未央奈 母
あの、突然すいません、
未央奈 母
隣に引っ越してきました、新田です。
未央奈 母
こちらは娘の未央奈です。
未央奈 母
ほら、未央奈挨拶して
未央奈 幼少期
えっと、新田未央奈です……
未央奈 母
すいません、人見知りで…
理央 母
全然!、うちにも同い年くらいの息子がいるんです‼️
理央 母
理央~、ちょっと来て~
理央 幼少期
何?母さん
理央 幼少期
(俺はその時、雷に打たれたような衝撃を受けた)
理央 幼少期
(なんて言ったら、嘘っぽいけど本当に思ったんだ)
呆然と立ち尽くしていると
理央 母
ほら、理央挨拶しなさい
理央 幼少期
こ、こんにちは、
理央 母
あら~、いつもうるさいのに今日はどうしたの?w
理央 母
未央奈ちゃんがかわいいから、緊張したんでしょうねw
未央奈 母
そんなことないですよ~w
理央 母
あっ、よかったらうち、あがっていきます?
理央 母
ちょうどおいしいお菓子があるんですよ☺️
理央 母
未央奈ちゃんお菓子食べたいよね~❤️
未央奈 幼少期
た、食べたいですo(*⌒―⌒*)o
理央 幼少期
っ!///
綾上理央
その恥ずかしそうにはにかむ笑顔に俺は一瞬で心を奪われたんだった
綾上理央
なんで俺は気づかなかったんだろう
綾上理央
いや、気づきたくなかっただけなのかもしれない
綾上理央
いい加減、自分の気持ちに素直になれよな俺