鳴子章吉
はぁ〜!なんか腹減ったわ〜!
今泉俊輔
まだ昼じゃないだろ。
鳴子章吉
そげんなこと言っても減ったもんは、減ったんや〜!
今泉俊輔
そんな事言われても俺の家には、何にもないぞ?
鳴子章吉
ん〜!よっしゃ!外行くで!
今泉俊輔
はぁ?別に家にいればいいだろ?
鳴子章吉
そげんなことばっか言っとるからスカシはいつまでたってもスカシなんやで?
今泉俊輔
それとこれとは、今は、関係ないだろ?
鳴子章吉
カー!!もうちょっと彼女らしく可愛くできひんのかいな!
今泉俊輔
確かに…俺は、お前の彼女的な存在かもしれないが、俺は、女じゃない。そこら辺は、分かれ。
鳴子章吉
っ…!あーあ!こないやったら女と付き合えばよかったわ。
今泉俊輔
だったら…別れろ。
鳴子章吉
は…?
今泉俊輔
女がいいのなら別れればいいって言ってるんだ。
鳴子章吉
は…?別にそんな本気にしなくてもええやろ…
ガタッ! 机を立つ今泉
今泉俊輔
お前は…!本気でいっては、ないのかもしれないけど…、!
今泉俊輔
ちょっとは、人への気持ちを考えたらどうなんだ!その頭ごなしに考えるところが好きじゃない!
鳴子章吉
っ…!ワイやて…そうやって!何でもかんでも本気で信じるお前が嫌いや…!いつも言っとる言葉を何処か信じてなさそうなところも…!
鳴子章吉
全部…!だいっきらいや…!
鳴子章吉
悪い…ちょっと頭冷やしてくるわ。
鳴子は、そう言って外に出るためドアを開けて出ていった。
今泉俊輔
だいっきらいか…。
今泉俊輔
俺は…あんなこと言わなければ…
鳴子側
鳴子章吉
ワイが…女のほうが良かったなんて言うからや…!ホントは、…
鳴子章吉
女でも男でも関係ない…あいつが好きなんに…!