好きで好きでたまらない。

一葵はババ抜きで1位をとる

win...優葵　lose...瑠流

優葵は瑠流を抱きしめる

バタン

ガチャ

20XX年、11月

当時10歳の俺は、友達なんて全くいなく、いつも一人で遊んでいた

そういい俺はブランコを漕いだ

俺は家にいても親は仕事で、兄貴は部活。とにかくやることがなくて、いつも公園で暇を潰していた

そのとき...

俺は咄嗟に、女の子に声をかけた

女の子を恥ずかしいのか、下を向き顔を隠していた

そのとき俺は、あるものを見てしまった

それは...

水筒の名札だ

名字が漢字で書いてあり、名前は平仮名で書いてあった

そして1ヶ月後...

俺は坂木るるが作った雪だるまと気づいていなく、壊してしまった

坂木るるのことを押してしまい、俺は罪悪感を感じた

俺は誰にも聞こえない小さな声で

と...呟き、俺は家に帰った

それで俺は坂木るるのことが気になり、会ったりできないかと考えていた

だが、会うことは出来なかった

そして俺は高2になり...

クラス表 2年X組 黒瀬一葵 坂木瑠流

俺は思った、同性同名なのかもしれないと...

教室、自己紹介

どんどん自己紹介をし、坂木瑠流の番となった

俺は確信した

あの綺麗な目、あれは俺がずっと探していた坂木瑠流だった

だが俺は坂木瑠流に話しかけづらかった

もし嫌われていたらどうしよう、と思ったからだ

今思えば、碧のおかげだと思った

碧と瑠流が仲良くならなかったら、俺は瑠流のことを好きになれないと思った

そのとき、優葵は風呂から戻ってきた