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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

これはわたしが実際に体験した話です。

あれは3年生の頃でした。

私は友達と呼べる人が1人しかおらず、その友達とも去年からクラスが離れてしまい、ぼっちでした。

クラス替え

発表!

A

ヤッターあいつと一緒だ!

B

おっしゃ!

その時、私は好きな人がいました。ついつい嬉しさで

きなこもち

やったー好きな人と同じクラスだー

と大声で叫んでしまいました。

A

え?きなこもちの好きな人誰?

B

誰!?

きなこもち

えっと、…

喋る人は男子の1部だけでした。

恐らく周囲からは地味な子としか思われていなかったと思います。

先生が発表され、教室では。

先生

今日から1年間担任をする西田です。よろしくお願いします。

先生

まず、自己紹介をしていきましょう。名前となんでもいいので一言。

みんな順番に自己紹介をして行った。

そして次は。

きなこもち

きなこもちです。一年間よろしくお願いします。

先生

ありがとうございます‪⸜(*ˊᵕˋ*)⸝‬💕✨

先生

では次、〇〇さん、

そこから1ヶ月。 私にとって1ヶ月は早いものだった。

先生

では、席替えをします。順番にくじを引いてください。

きなこもち

(私の番か)

シュッ

きなこもち

(10番か移動しよ。)

隣を見ると

きなこもち

(うわぁー全然知らない子だ。)

はるき

よろしくな。きなこもち。

きなこもち

うん。よろしく。

それから私は、はるきとよくはなすようになっていった。

また、だんだん家での自分が出るようになっていった。 家ではよく喋るのだ!

きなこもち

前はAめっちゃ静かだったのに!

A

お前もそんなうるさくなかったのに!

きなこもち

待て!‪w‪w‪w

といっても、喋るのは男子ばかりだ。

きなこもち

そういえば、はるき、誕生日来週の火曜日だっけ?

はるき

うん!

きなこもち

じゃあ手紙持っていく。

なぜ手紙にしたのか、よく覚えていないが、小学三年生にできるお祝いというのはそれくらいの物だったのだろう。

火曜日

きなこもち

誕生日おめでとう🎈🎊🎉🎂🎉🎊🎈

はるき

ありがとう☺️💗

きなこもち

あっ、これ

はるき

おー( •8• ) Thank you!

はるき

じゃあな。

何故かその時、すごく緊張した事だけは覚えている。

その次の日

はるき

おはよぉきなこもち、はい!😊これ!

きなこもち

おーありがとう。

渡されたのは、手紙だった

家に帰って見てみた。

きなこもちへ 昨日はありがとう!嬉しかった! これからも席隣同士ヨロシク!ていうか好きなキャラクター何? ポケモン好き?

私の家ではポケモンのグッズがあるとかそういう訳では無いが、アニメは毎週見ていて好きだった

きなこもち

(返事書こ。)

はるきへ! 手紙お返しありがとう!キャラクターはリラックマが好き! ポケモンも毎週見てて、好きだよ! 席替えしてもよろしくね!

次の日の朝。

きなこもち

おはよ!はるき、これどうぞ!

はるき

はやっありがとう。読んどくね。

そこから手紙交換が始まった。

ある日。

はるき

これどうぞ。

きなこもち

おー!

放課後。私ははるきから貰った手紙を帰り道一人で見るのが楽しみになっていた。

きなこもちへ。 返事そんなに早く書かなくてもいいよ。いつも俺の文章短くてごめんな。 席替えして離れたな。でもこれは辞めんとこな! ていうかなんで最近遊びによく誘うの?これも一応質問な! 今週の金曜遊べる? この問題解いてみて!👇👇答えは後ろ!

そこには文字を順番にたどっていくと、メッセージができるという迷路だった。

私は答えが気になってしまい、問題をする前に答えを見てしまった。

すきです

きなこもち

(え?ほんとに。)

私は彼に言われてから気づいた。私もあなたのことが好きだったんだと。

すぐに返事を書いた。

はるきへ 私もはるきが好き!席が遠くなって残念笑 遊びに誘うのは、なんとなくかな!ごめん、金曜は習い事。 また遊ぼねー

翌日

きなこもち

はい!

はるき

おー( •8• ) Thank you!

そういえば、この頃、よくはるきが一人で帰っている時に後ろからランドセルをたたいて話しながら一緒に帰っていたな。

よく遊びに誘うようにもなっていた。

なぜか、彼がよくいる近くの公園にも遊びに行くようになっていた。

そこで、彼と彼の友達と3人で遊んでいた。

たくさん、彼と関わりたいと思っていた。

そこで、初めて気がついた

それが恋だと。

とある日

きなこもち

1人?

はるき

うん。一緒に帰ろ。

きなこもち

そうだね。今度遊べる?

はるき

何時にしよ、日曜は?

きなこもち

行けるよ。お菓子持ってく!

はるき

うん。あっこれ手紙、

きなこもち

ありがとう。

その時、手紙を渡した後、手を繋いだ。5分くらいだったけど

きなこもち

ところで、習字習い始めたの?

はるき

うん。公文とどっちにしようか迷ったけど。

きなこもち

えーーーー!公文にして欲しかった。私いるのに笑

はるき

宿題多いだろ?

きなこもち

うん、多い

きなこもち

じゃあバイバイ!

はるき

うん😊

日曜日

きなこもち

よしっ、行こ!

道端の途中で同クラの男子にあった

B

おーお前誰と遊ぶの?

きなこもち

はるき!

B

デート?ヒューヒュー

きなこもち

違うし。じゃあ

ビリッ

きなこもち

お菓子が!‪w辞めてや。

B

ごめんね〜

きなこもち

ウザイってほんとに。

ガコッ

B

(´×ω×`)

キックを食らわせてやった。

きなこもち

バイバイ〜

はるき

おっきなこもち!

きなこもち

何する!?

はるき

んーじゃあブランコしよ!

翌日。

A

お前昨日はるきと二人で遊んでたんだろ!ラブラブー

きなこもち

え?何言ってんの?

A

だってBが言っとっだぞ。

きなこもち

モー嫌だな。

そこからいじられるようになって行った。 でも一緒に帰ったり、遊んだりすることは辞めなかったし、 手紙交換も続いていた。でも…

C

うわぁー2人の手紙見っけ!

きなこもち

ヤバっ!

はるき

大丈夫。俺のだから。

実は、手紙を書く度に下に必ず好きだよ、と一言書いていたのだ。 私も彼も。 お互いに気持ちを確かめていたのかもしれないけど。

手紙交換は4年生の終わりまで続いた。

4年生のクラスも一緒だったから。

でも、帰ることはあっても、二人で遊ぶことはなくなった。友達が入ったりするから。

そこから私とはるきは。

続きはいいね20で出します。

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