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この物語はあくまでフィクションです
東日本大震災のことをかかせてもらいました
苦手な方は見るのをやめといたほうがいいです
芽依
さくら〜！
さくら
芽依どうしたの？
芽依
一緒に帰ろっかな〜って思って！
さくら
え〜、仕方ないな〜！
芽依
やったー！
いつもの日常
いつもの日常は…いつもの日常じゃなくなった…
さくら
てか、このクラスにきていいの？
芽依
あ、やばい、またあの鬼教師に怒られる！
芽依
じゃあまた後で！
さくら
うん！
帰りの会
さくら
（疲れたー…！）
さくら
（早く帰ってゲームか寝よ~)
午後2時46分
ガタガタガタガタガタ！
さくら
！
さくら
地震だ！
先生
みんな！机の下に！
さくら
（結構大きいな…）
先生
（結構大きいわね…余震が続きそうね）
さくら
終わった…？
優人
…危ね
さくら
っわぁ！ありがとう…
優人
気にするな…まだ余震は続くから気をつけろ
さくら
うん
先生
みんな！今よ！廊下に出て！
先生
40…よし！みんないる
先生
今から屋上に行きます！
先生
走らず、早歩きで行きましょう！
さくら
はい！
さくら
良かった…ここの学校が5階まであって
先生
そうね
ひまり
ﾋｯ…
陸
ひまり？
ひまり
下を…見て…！
蒼
え…？
さくら
嘘…でしょ……
優人
俺達の街が…
家や車…人までも津波がのみ込む姿かあった…
拓海
う…嘘だ…！
夏帆
こんなの…流石に…
先生
○○先生
先生
本当に…大丈夫でしょうか…？
先生（芽依の担任）
何がだ？
先生
この町も…学校もです
先生（芽依の担任）
…それは…わかんないな…
先生
…
さくら
（ふと…外を見ていると近所の人達が津波から逃げている姿が見えた）
さくら
…！
さくら
逃げてぇぇぇぇぇええ！
さくら
…え…？
仲良かった近所のおじさんや、おばさん…お姉さんが…津波に飲み込まれてしまった…
言葉も出なかった…
14年後
あれから…ずっと避難生活…家族も親戚も…津波に飲み込まれて死んでしまった
私は花束を持って海の近くに来た…
さくら
お姉ちゃん、お母さん、お父さん、お兄ちゃん…
さくら
…
私はそっと花束をおく…
手を合わせた…
さくら
…ご冥福…お祈りいたします…
さくら
…
さくら
私も…そっちに行くね…
私は飛び込みながら…包丁で自分の心臓を刺した…
さくら
（あぁ…これでやっと…みんなに会えるね）
冷たい海の中
さくら
…
いつの間にか…私は意識を失い…死んでいた
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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