やばい逃げなきゃ。 私はとにかく逃げた。 最悪。 あたしが助けた相手が 琉真だったなんて。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− その頃の咲夜
咲夜
なんで。
咲夜
桜木が。
咲夜
あいつなんであんなに
強いのだろう。 喧嘩をするには不適切としか いいようのない服。 素足で戦うなんてもってのほか ましてやあの地味子の桜木が。 でもあいつの戦い方は‘‘美しい’’ それしか言いようがなかった。 ましてやあんな大人数いとも簡単に あいつは何者なのだろう。 さっきまで桜木がいた場所には コンビニの袋。 どうすらばいいんだ。 あいつは戻ってくるのか。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
恋
あっ。
恋
アイス!
やっちまったぜ。 琉真に顔を見られて走って逃げたら アイスを忘れた。 どうしよう。 アイス。 よし戻ろ。
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作者
いや戻るんかい!
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アイスを取りに戻った。 どうか琉真がいませんように。 って。 いるよねぇぇぇえ!!!!
恋
買ったもの取りに来た
咲夜
これか?
袋を差し出してくる
恋
そう。
恋
ありがと
咲夜
待てよ。
咲夜
助けてもらったお礼
咲夜
したいんだけど
恋
そんなんいらない。
恋
じゃあね。
買ったものを持って走って家に帰った
恋
ただいまー!!!
母
おかえりー!!
母
遅かったね
母
心配したよ
恋
公園散歩してた
母
あんた怪我したらどうするの?
恋
やられる前にやり返すから
恋
安心して笑笑
母
全く。
母
アイス買えた?
恋
あっ。
母
何?
恋
溶けてるぅぅぅ!!
母
散歩なんかするからでしょ
恋
_| ̄|○ il||li
母
効果音つきそうなくらいショック受けてるワラ
その後アイスは無事に冷凍して 美味しく食べましたよ!
作者
その情報いらん笑
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咲夜
あいつは何者なんだろう。
俺は少しだけあいつに興味を持った。