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ある日、私は祖父母の家に居た。

玲流の祖父

玲流、誕生日おめでとう!

玲流の祖父

はい、

おじいちゃんはそう言って 紙袋を渡して来た

玲流

ん?

玲流

おじいちゃん、これなに、?

玲流の祖母

開ければわかるわよ

私は紙袋に入っているものを取り出した

玲流

これって…

そして、出てきたのは

玲流

"ワンピース"?

玲流の祖母

えぇ、この人ったら、玲流の為に慣れない
スマホを操作して、予約までとって朝早く
から並んで買ってきたのよ

玲流の祖父

おい、それは言わないはずだろっ💦‬

玲流

可愛い…✨

玲流

ありがとうっ!

玲流

おじいちゃん、おばあちゃん!

玲流の祖母

どういたしまして、(*´˘`*)

玲流の祖母

さて、ケーキも買ってきたの、!

玲流の祖母

一緒に食べましょう?

それから、私は少し早めの誕生日を祖父母の家で迎えた。幸せだが、時間というものは残酷だ。あっという間に時間が経っていって、あの家に帰ることになった。

玲流の家 ガチャ

玲流

はぁ…

玲流

ただいま…

こんな日こそ、帰りたくないけど、仕方ないことだ。私は荷物を自分の部屋に置きに行った。

瑶太

~~~~~~~~

花梨

~~~~~~

父親はまだ仕事で帰っていないが、リビングから男の人の声がする。

玲流

はぁ…

玲流

(また彼が来てるのか…)

おそらくリビングには花梨の彼氏が来ているのだろう。花梨の彼氏はちょくちょく家に来ており、一度来ると中々帰らない。 余計惨めな気持ちになるだけだ。

玲流

(さっさとご飯食べて、お風呂はいろ…)

玲流

ふぅ…

お風呂から上がって、自分の部屋に行くと、花梨が私の部屋に無断で入っておじいちゃんから貰ったワンピースを手に持っていた。

玲流

っ!

玲流

なにしてんのっ?!

花梨

わっ!?

花梨

びっくりしたぁ〜。
急に大声出さないでよね!

玲流

ねぇ、何してるか聞いてんだけど、

花梨

これさ〜、ブランド物のワンピースで
はやってる奴じゃん?

花梨

なんでお姉ちゃんが持ってんの?

玲流

おじいちゃんに貰ったの、

花梨

え〜、お姉ちゃんばっかりずるい!

玲流

花梨はお父さんや彼氏に沢山欲しいもの
貰ってるでしょ?

花梨

これさ、貸してくんない?

花梨

今度の瑶太とのデートで着たいんだけど

玲流

服は沢山持ってるでしょ?

玲流

彼氏におねだりしてみたら?

玲流

得意でしょ?おねだりするの、

花梨

私を物乞いみたいに言わないでよ

花梨

良いからこれかして、

玲流

貸さない

花梨

何なの?

花梨

まぁ、どうせ花嫁である私に
嫉妬してるんでしょ?

花梨

お姉ちゃん魅力ないから

玲流

っ…

玲流

いいから返しなさいよっ!

玲流

グイッ(花梨からワンピースを奪う)

花梨

ちょっと!

花梨

私に命令しないでよ!

花梨

グイッ(ワンピースを引っ張る)

玲流

ちょっと!

玲流

何すんのっ!

玲流

さっさとその手離しなさいよ!

ビリッ(ワンピースが破ける)

玲流

あっ…

花梨

もうっ!

花梨

お姉ちゃんのせいなんだからね!

ドタドタドタ

玲流の父親

なんの騒ぎだ

玲流

花梨が私の服を奪おうとしたのっ!

花梨

泥棒みたいに言わないでよ!

花梨

ただ貸してほしいって
言っただけじゃない!

玲流の母親

まったく、服くらい貸してあげなさい、

玲流の母親

花梨は花嫁なの。

玲流の母親

貴方の服くらい貸してあげなさいよ

玲流

っ、さっきから花嫁花嫁ってうるさい!💢
花嫁だから何?!‪💢私の事なんかいっつ
も蔑ろにしてさっ!?‪💢花梨のことだけ
優先して私の事は二の次三の次って!!‪💢
花梨なんかただの我儘娘じゃないっ!!‪💢

玲流

バチンッ(花梨を叩く)

花梨

っ…!

玲流の母親

ちょっと!!

玲流の母親

何してんのよっ!

玲流の母親

花梨に傷でもついたらどうするのよ!

玲流

はっ?

玲流

なんで性格悪い奴を庇うの?

玲流

ほんと、ばっかみたい

瑶太

おい(低音)

瑶太

これ以上花梨に手を出すのなら
いくら姉でも容赦しない

玲流

手を出すって?

玲流

私は正論しか言ってない

玲流

花梨なんて、女王様気取りで自分の思い道りにならないと癇癪を起こす我儘むすm…

玲流

って、きゃあ!

私が花梨を罵っていると、 私の左手が燃えていた。

玲流の母親

きゃああ…!

玲流の父親

水っ、水!💦

流石に両親も焦ったのか、側にあった花瓶の水を私の左手にかけたが、炎は消える様子は無い。

玲流

(熱い…ッ)

花梨

遥太…(遥太の腕をつかむ)

瑶太

ポワッ

花梨が遥太って呼んだら、炎は消えた。

瑶太

これ以上は無いと言ったはずだ

玲流

っ…

私はボロボロのワンピースを手にとって、そのまま家を飛び出した

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