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──その頃、任務中の2人は
紫苑堂 叶
コツ、コツ、という2つの足音が物音1つしない倉庫に響く
鼻歌を歌いながら歩いている金髪の青年──紫苑堂叶は持ち武器の拳銃をクルクルと回していた。
灰凪 燐
もう一人、座り込みPCの画面を睨んでいる銀髪の青年──灰凪燐
灰凪 燐
灰凪 燐
画面から顔を上げてちら、と鼻歌を歌う叶を一瞥する。
紫苑堂 叶
紫苑堂 叶
叶は燐に咎められて一瞬肩を落としたがすぐにぱっ、と顔を輝かせて燐の隣に座り、画面を覗き込む。
紫苑堂 叶
灰凪 燐
灰凪 燐
紫苑堂 叶
叶はすぐに立ち上がってルンルンで歩き出す。また鼻歌を歌っている
紫苑堂 叶
叶が曲がり角に消えていくと、すぐに銃声と叶の笑い声、敵の叫び声が聞こえてきた。
灰凪 燐
数分して返り血を浴びた叶が帰ってくる。
紫苑堂 叶
近づいてくる叶から燐は距離をとった。
灰凪 燐
紫苑堂 叶
燐は叶の数歩先を歩いて待機させている車に向かう。その少し後ろを叶が歩く。近寄るな、と言われたことは守っているらしい。
カチ、カチ、と時計の音とペンが紙の上を滑る音だけが響く。
朱鷲宮 燈
朱鷲宮 燈
──バンッ、と扉が開く。
紫苑堂 叶
扉の先には叶と燐が立っていた。2人の間には人一人分程の距離が空いていた。
朱鷲宮 燈
灰凪 燐
燐は任務完了の報告を終える。
報告をつまらなそうに聞いていた叶が燈の顔を見てん?と思った。
紫苑堂 叶
紫苑堂 叶
俺シャワー入るわ、と言って風呂場へと向かう。燐と燈だけになった部屋
燐が口を開く
灰凪 燐
燈がはは、と乾いた笑いを漏らす
朱鷲宮 燈
朱鷲宮 燈
報告ありがとな、と燐の頭にぽん、と手を乗せる。それから自室へと歩いていった。
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