ではご覧ください 第一話 アウト
涼真
はぁ、ゆか。なんで俺を置いてあの世へ行ったんだよ。
ゆかは俺の娘でシングルファザーになってから溺愛して大切に育ててきた。なのに、ゆかは殺された。 犯人はまだ分かっていない。
涼真
ゆか。なんでだよ。
となみだが溢れる。
一葉
どうしました?
お話聞きますよ。僕の事務所へ来てください。
お話聞きますよ。僕の事務所へ来てください。
涼真
はい。
と涙を拭い事務所へはいる。
一葉
どうかしましたか?
これでも飲んでください。
お口に合えば良いのですが。
これでも飲んでください。
お口に合えば良いのですが。
涼真
コーヒーですか?
一葉
はい。
涼真
いただきます。
涼真
美味しいです。
一葉
良かったです。
そして何があったんです?
そして何があったんです?
涼真
あの、少し前に高校二年になった娘が
殺されたんです。犯人は見つかってなくて、でも他殺としか思えなくて首をつっていたんです。娘の手の届く分けない天井にくくりつけてあって椅子もなかったんです。
殺されたんです。犯人は見つかってなくて、でも他殺としか思えなくて首をつっていたんです。娘の手の届く分けない天井にくくりつけてあって椅子もなかったんです。
一葉
それで?
涼真
それで、ドアノブにくくりつけてあって開けっぱで娘は絶命していました。手首には血が垂れていて、カッターが転がっていました。真っ赤なドレスを着て笑顔のまま
一葉
ほう。
涼真
娘は彼氏が少し前にできて嬉しそうでした。でも、死んでしまってから連絡、ひとつもなくて。
一葉
そうですか。少し調べてみましょう。
涼真
ありがとうございます。
一葉
因みに名前は?
涼真
葛原夕立です。
一葉
分かりました。
一葉
では少し時間をください。
涼真
大丈夫です!お願いしますね。因みにお名前は?
一葉
花宮一葉です。
涼真
清歌涼真です。
一葉
また明日お知らせしますね。
涼真
はい。明日、あの海で。
一葉
はい。では。
次回、殺人犯の正体が明らかに! お楽しみに