あの日、私は貴方に恋をしました
それはまるで…
まるで………
ガラスの靴を落としたお姫様と
王子様のように……
ガヤガヤ ガヤガヤ
なんか今日はやけに騒がしいなぁ
凜夏
凜夏
風花
風花
友達の凜夏(りんな)ちゃんが
私を見つけるなり招くように 手を振っている
その周りには 千冬星(ちとせ)くん、 久遠(くおん)くんがいる
凜夏
凜夏
凜夏
風花
凜夏
凜夏
そう言って、了承も得ず私の腕を引っ張って連れていかれる
風花
久遠
久遠
凜夏
凜夏
不敵な笑みを浮かべ 凜夏ちゃんが連れてきたのは
凜夏
風花
彼は宵(よい)くん 私の好きな人………
この気持ちは私だけ。 私から話しかけたことなんてない
宵くんからしたら 私はただの空気なんだろうな
宵
千冬星
風花
千冬星
千冬星
千冬星
千冬星
千冬星
千冬星
千冬星
千冬星
千冬星
千冬星
久遠
凜夏
風花
久遠
ってな感じで
王様ゲームが始まってしまった…
凜夏
凜夏
凜夏
千冬星
久遠
風花
凜夏
20秒間ハグをする
久遠
久遠
千冬星
千冬星
ギュッ
風花
風花
凜夏
凜夏
そう、運がいい事に1回も当たってないのは私だけなのだ
凜夏
久遠
凜夏
風花
思わず苦笑してる間に 次の命令が
千冬星
千冬星
久遠
私は5、かぁ 本当にさされないから 内心安心してる
が、まさかの彼が…
宵
スっと手を挙げた
風花
凜夏
風花
風花
千冬星
数字が大きい人から 相手に5秒間キスをする
風花
千冬星
久遠
風花
宵
宵くんはお構い無しに 凜夏ちゃんの方へ行く
凜夏
ガタッ
凜夏ちゃんが後ろの机に寄りかかり 宵くんが覆い被さるように 逃げ場を無くす
久遠
宵くんは片手で 凜夏ちゃんの頬を添わせ顎を上げる
風花
凜夏
宵
ボソッと凜夏ちゃんに呟いたあと
宵くんはキスをした
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!