グルッぺン
シングルサイズの部屋で1人きり な俺
思い出すのは あいつ(貴方)との暮らし。 物語の舞台はビルが群れる 大都会を遠くに見る 海辺街だった。
グルッぺン
鼻歌を歌いながら カタッっとある写真を手に取る
グルッぺン
グルッぺンは懐かしそうに目を細め写真を見て話し掛ける
グルッぺン
グルッぺン
グルッぺン
グルッぺンは窓から真っ黒な空を見る。真っ黒でインクがこぼれたように光がない。
グルッぺン
グルッぺン
1人でクックックっと笑いながら 写真の額縁を撫でる
ラジオ
儚く消えそうな優しい声で歌う 名も知らぬ美しい歌が ラジオから流れる
グルッぺンにしてはらしくない曲 だが 何故か今はずっと聞いていたい と思った
歌に耳を澄ませながら 口ずさみ 脱力したように壁に重みをかける。
グルッぺン
グルッぺン
グルッぺン
グルッぺンはポツポツと 写真を濡らす
グルッぺン
グルッぺン
グルッぺン
今でも聞きたくて
もう一度聞かせて欲しくて
グルッぺン
グルッぺン
グルッぺン
ギュウウウウっと写真を握りしめ 上を向く
グルッぺン
グルッぺン
グルッぺン
絶えずグルッぺンの目から 涙が垂れている
エーミール
あの聞きたかった声が聞こえて ドアを見る
だが そこには誰も居ない
グルッぺン
グルッぺン
グルッぺン
堪えていた声が抑えきれずに ゥ…ゥ… っと声がでる
グルッぺンは涙を流しながら 写真を床にダンッっと 叩きつけ
グルッぺン
額を床にガンッガンッと叩きつけながら 泣き叫ぶ
グルッぺン
グルッぺン
グルッぺン
グルッぺンは泣き叫んだ。 なぜ、なんで… そう問いながら
写真のガラスが割れ 悲惨な姿となった写真。 そこに写っていたのは
金髪の少年と茶色髪の少年が 2人揃って写っていた。
ラジオ
泣き崩れるグルッぺン それをお構い無しに曲は流れる 泣きそうな声で消えかかっていく まるでひとつの魂が去ったように
説明
グルッぺンのために 戦いで死んでしまった エーミール。
小さい頃から大親友として 一緒にいたグルッぺンが 死を嘆き悲しむ
グルッぺンは自分を庇って死んだ エーミールを未だに信じきれずに なぜ自分を庇ったのかと 嘆き泣いて
エーミールがグルッぺンに謝り 曲の終焉と同時に空へと還る
そういう設定です
曲:ミスター アーティスト:YOASOBI
⚠️注意⚠️
死ネタというか悲しい話しです。 苦手な方はターンをお願いします
捏造です 本編とは全く関係ないです
異世界のグルッぺンが 主に出てきます。
それでも大丈夫な方は 画面をタップして下さい
コメント
3件
え、好きです。ぇ、やば。は?好きなんですけど。やーばー。