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狂った彼。#14

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狂った彼。#14

1 - 狂った彼。#14

♥

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2020年06月03日

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○○

え…?

ナムジュン

こんにちは○○さん?

○○

どうして…この部屋が分かったの?名前まで…

○○

あなたは誰?

ナムジュン

ユンギ社長の秘書のキムナムジュンです

○○

秘書…?

ナムジュン

はい

○○

ひ、秘書だからってこの部屋に
入っちゃ…

ナムジュン

ダメはダメなんですけど、

ナムジュン

○○さんに伝えたい事があって

○○

私に伝えたいこと?

ナムジュン

はい
今度の日曜日○○はこの部屋から
逃げられるチャンスが来る

○○

えっ!?

ナムジュン

嬉しそうですね?

○○

は、はい!

で、でもどうして…?

だけど、 この人を信じてもいいんだろうか…?

ナムジュン

僕が信じられないんですか?

○○

そ、そんな事は…!

ナムジュン

僕は誰の味方でもありません
ただ頼まれた人に応えるだけです

○○

それじゃあ、私が頼んだら?

ナムジュン

お望み通り助けてあげます

○○

嘘じゃない?

ナムジュン

はい

それだけ言い残していくと ナムジュンさんは部屋を出ていった

○○

(信じてもいいよね…?)

日曜日まであと3日 私は半信半疑のまま日曜日を待つ事にした

ーーーーー土曜日の夜

ユンギ

○○

○○

なに?

もしかして、明日の事バレた…?

ユンギ

明日、日曜だけど仕事だから

○○

へ…?

○○

あ、そうなんだっ!

明らかに動揺した反応を 見せてしまった…!

自分で自分を殴りたい…

ユンギオッパが私の顔を見透かす様に 見つめる

バレないように堂々とした すると、

急に立ち上がり私に近寄ると 私の手を握った

ユンギ

なんで手が震えてるんだ…?

○○

っ!

自分が震えてる事に気づかなかった私…

や、やらかした

○○

あのーえっと…

○○

さ、寒いから!

ユンギ

オッパに鋭く見つめられる…

○○

(こ、怖い)

ユンギ

ま、いいわ

ユンギ

もう寝ろ

○○

う、うん おやすみ

良かった… オッパにはバレなかったみたい。

明日こそここから出られる…! 私は希望を持って眠りについた。

episode14 end

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