○○
え…?
ナムジュン
こんにちは○○さん?
○○
どうして…この部屋が分かったの?名前まで…
○○
あなたは誰?
ナムジュン
ユンギ社長の秘書のキムナムジュンです
○○
秘書…?
ナムジュン
はい
○○
ひ、秘書だからってこの部屋に
入っちゃ…
入っちゃ…
ナムジュン
ダメはダメなんですけど、
ナムジュン
○○さんに伝えたい事があって
○○
私に伝えたいこと?
ナムジュン
はい
今度の日曜日○○はこの部屋から
逃げられるチャンスが来る
今度の日曜日○○はこの部屋から
逃げられるチャンスが来る
○○
えっ!?
ナムジュン
嬉しそうですね?
○○
は、はい!
で、でもどうして…?
だけど、 この人を信じてもいいんだろうか…?
ナムジュン
僕が信じられないんですか?
○○
そ、そんな事は…!
ナムジュン
僕は誰の味方でもありません
ただ頼まれた人に応えるだけです
ただ頼まれた人に応えるだけです
○○
それじゃあ、私が頼んだら?
ナムジュン
お望み通り助けてあげます
○○
嘘じゃない?
ナムジュン
はい
それだけ言い残していくと ナムジュンさんは部屋を出ていった
○○
(信じてもいいよね…?)
日曜日まであと3日 私は半信半疑のまま日曜日を待つ事にした
ーーーーー土曜日の夜
ユンギ
○○
○○
なに?
もしかして、明日の事バレた…?
ユンギ
明日、日曜だけど仕事だから
○○
へ…?
○○
あ、そうなんだっ!
明らかに動揺した反応を 見せてしまった…!
自分で自分を殴りたい…
ユンギオッパが私の顔を見透かす様に 見つめる
バレないように堂々とした すると、
急に立ち上がり私に近寄ると 私の手を握った
ユンギ
なんで手が震えてるんだ…?
○○
っ!
自分が震えてる事に気づかなかった私…
や、やらかした
○○
あのーえっと…
○○
さ、寒いから!
ユンギ
…
オッパに鋭く見つめられる…
○○
(こ、怖い)
ユンギ
ま、いいわ
ユンギ
もう寝ろ
○○
う、うん おやすみ
良かった… オッパにはバレなかったみたい。
明日こそここから出られる…! 私は希望を持って眠りについた。
episode14 end