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悪依子

実は、めめさんに

悪依子

『私の村で調子乗るな』

悪依子

って言われて、自分で腕を切ってたんですグスッ

悪依子

それで、私のせいにしようとして...

お猿さん

めめさんがそんなことを...?

連勤

どちらにしろ、めめさんが起きるのを待たないとですね

癒し枠

それまでは撮影でもして待ってるんだもん!

撮影が終わって皆がリビングに集合

お猿さん

めめさん、悪依子さんに話を聞きましたけどわざと腕切ったって本当ですか?

村長

え...?

村長

そんなことしてないです!

ウパー

でも、当たっただけじゃそんなに深く切れるわけないですよね

村長

村長

これは!

悪依子

ギロッ(めめさん、約束しましたよね?)

村長

.....

ウパー

何も言い返せないじゃないですか

我50万ぞ?

めめさんがそんな人とは思いませんでした

くまさん

悪依子さんに謝ってください!

村長

ご、ごめん、なさい...

悪依子

いいですよ

悪依子

でも、一緒に暮らすのは怖いです...

新人

悪依子さん...

連勤

脱退してください

村長

...え?

連勤

聞こえませんでしたか?

連勤

めめ村を脱退してください

村長

な、なんで

最年少

そりゃあ、新人をいじめる人と過ごせるわけないじゃないですか

音割れ

そうですよ!

音割れ

あなたの味方はいません!

"アナタノミカタハイマセン"

村長

お茶

なら俺も脱退します

ウパー

え?

ウパー

なんでイエモンさんが

お茶

片方の話しか聞いてない人達に言われたくないです

お茶

それに、新人と村長なら村長信じるのは当然です

ニキ

だな、俺もイエモンと同じ意見だ

癒し枠

ひな兄さんまで...

お猿さん

わかりました

お猿さん

じゃあ、3名はこの家を出て行ってめめ村も脱退してください

お猿さん

これから先どうするかは他のみんなで決めます

お猿さん

私は村長代理として運営していきますので

村長

.....

お茶

めめさん、行こう

ニキ

はあ〜

ニキ

これからどうしよ

お茶

めめさん、ずっと喋ってないけど大丈夫?

村長

ハア、ハア、ハア

村長

ヒューッヒューッ

お茶

お茶

過呼吸になってる!

ニキ

俺、水買ってくる!

ダッ

お茶

めめさん、俺に合わせて吸って

お茶

スゥー

村長

ッスゥー

お茶

ハァー

村長

ハァー

村長

ゴホッゲホッ

村長

ごめ、なさッ

お茶

いいです

お茶

大丈夫ですから

お茶

ギュッ

村長

村長

ポロポロポロポロ

ニキ

めめさん、水飲める?

村長

ブンブンブン

ニキ

そっか

ニキ

移動する?

お茶

だな

お茶

俺が背負って歩くよ

ニキ

カラオケ行くか

お茶

おーけー

お茶

落ち着きましたか?

村長

はい

村長

ありがとうございます...

ニキ

何があったのか詳しく聞いてもいいですか...?

村長

実は、悪依子さんは私の幼馴染なんです

お茶

は?

村長

言ってなかったので驚くのは無理ないと思います

村長

それで、昔からあの子は私を目の敵にしていました

村長

勉強もスポーツも何においても私が1番であの子が2番

村長

恨まれても仕方ないです

ニキ

それがわかってて村に入れたんですか?

村長

いいえ

村長

顔を見るまで分かりませんでした

村長

何せ、2人とも偽名ですからね笑

お茶

じゃあ、昔から虐められてたんですか?

村長

はい

村長

でも、周りの大人はみんな気づいてなかったと思います

ニキ

な、なんで

村長

私が"全部庇ってた"からです

お茶

そう命令されたとか?

村長

違います

村長

私が自分で隠したんです

村長

物を壊された時には手を滑らした

村長

怪我をした時はコケた

村長

服が濡れた時は水道回しすぎた

村長

周りの大人たちはみんなそんな馬鹿げた嘘を信じて

村長

私に"頭のいいドジっ子"っていうテロップを貼り付けて終わりました

村長

だからいいんです

村長

今更、

村長

"新人をいじめる最悪の村長"だって思われても

お茶

俺が良くないです

お茶

俺は、めめさんの明るさに惹かれた

お茶

めめさんの強さに勇気づけられた

お茶

頑張ろうって思えた

お茶

そんな裏でめめさんがどんな思いで過ごしていたかも知らずに

お茶

俺は今、そんな自分が許せない

村長

イエモンさん...

ニキ

俺もです

ニキ

きっとどこかで気づいてました

ニキ

めめさんには裏があるって

ニキ

じゃなきゃ

ニキ

毎日笑ったりわざとふざけたりして明るく振る舞えるわけない

ニキ

だって

同じ人間だから

村長

お茶

めめさん、もっと周りを頼ってください

ニキ

俺たちを信じてください

お茶

たまには、休んだっていいんです

村長

なんでッ

ニキ

俺が

ニキ

いや、

ニキ

俺たちがめめさんのこと大好きだからです!

村長

ポロ

村長

ありがとう、ございますッ

お茶

いいんですよ

お茶

お礼なんか言わなくて

ニキ

今は3人しか居ないけど、少しずつ説得していきましょ

ニキ

俺たちはずっと傍にいるので

村長

はいッ!

次回へ続く!

周りに嫌われても、信じてくれる人はいる

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