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ごめんなさい、

ごめんなさい…こんな、

こんな、要らない俺が…

生きてて、ごめんなさいッ…

五色工

「 い 」

attention ⚠「のだ」、「ハローセカイ」、 「Blessing」、「心を刺す言葉だけ」、 「スーパーヒーロー」、「メリュー」etc..... の曲パロを含みます。 苦手、地雷の方はback🔙 ⚠暴行等の表現🐜

なんで!なんであんたは!!!!

五色 工

ッ、ごめんなさ、

五月蝿い!

黙れ!!!!

ガンッ

五色 工

い"ッ、ぁ…

あんたはなんで出来ないの!

あんたなんてッ、産まなきゃ…

五色 工

ッ、!

……もういい、出てく

五色 工

ぇ"ッ

あとは勝手にして

じゃあね

五色 工

ま"ッ

ガチャン

俺が…悪いんだ

俺が、俺が…

何もしなかったら、こんなこと…

ドンッ

五色 工

ぇ"ッ、?

ドボンッ

へっ、だっせ~(笑

五色 工

わ、ぷッ…

助け、

グイッ

五色 工

大丈夫か、よ

ドボンッ

五色 工

!?

おい!早く上がれ!

い、い…!先にッ、

五色を……ッ

なんで?なんでそこまでするの?

こんな、俺なんかに

早く!

五色 工

ッ、

バシャ…

五色 工

き、君も……

五色 工

あれ、?

……

お前のせいだ

お前のせいであいつは、!

五色 工

…ぇ、?

ッ、人殺し!

お前なんか!お前なんかじゃなくて!

あいつが、!

助かれば、良かったのに……ッ

五色 工

ぁ、ッ……

俺のせいで

俺のせいで……

五色 工

ッ、あ…ッ

五色 工

はぁ、ッ…

五色 工

しんどい、

なんで、今になって……こんな夢

五色 工

死ねるもんなら、死にたいっての……

…朝ご飯食べに行こ、

五色 工

いただき、ます…

…やっぱり、喉が通らない

今日も、諦めよ…

五色 工

…ご馳走様でし_

天童 覚

あ、工~!

五色 工

ぇ、あ…

五色 工

おはようございます、天童さん

天童 覚

おっはよ~、て

天童 覚

そんなに残すの?

五色 工

ぇ、と…はい……

天童 覚

なら俺貰ってい~?

五色 工

ぇ、"……

五色 工

申し訳な_

天童 覚

それは残した方が申し訳なくな~い?

五色 工

…そうですね、

天童 覚

じゃあ貰ってくね~!

天童 覚

わっかとしく~ん♪

天童 覚

相席失礼!

牛島 若利

あぁ、天童

牛島 若利

おはよう

天童 覚

はよ~!!!!

元気だなぁ、天童さん

五色 工

多分、今日も……

川西 太一

_しき

川西 太一

五色?

五色 工

ぇッ、あ……川西、さん

川西 太一

はよ

五色 工

おはようございます

川西 太一

今日部活来る?

五色 工

ぇ、と…今日は、

川西 太一

そか、なら先輩達に伝えとく

五色 工

ありがとう、ございます

川西 太一

ゆっくり休みなね

五色 工

はい、

俺の過去を知ってるのは、

ガラ

バシャ

クラスのヤツらと川西さん、だけ

五色 工

おはよ~?

人殺し君

五色 工

……

え~、無視?

なら、

やっちゃって

五色 工

ボコッ

五色 工

ッ、

え~、つまんな

まぁいいや、

これが、俺の日常

小学3年頃からこんなのばっかり

遠くに来たはずなのに何故か知り合いが一人いて

あの時、川での出来事をすぐバラされた

そして噂は回って川西さんに

他の人がなんで知らないのかはよく分からないが

俺の知ってる中では川西さんだけが、 助けてくれる人だ

一人、助けてくれる人がいるだけで

感謝しようとは思ってる

だけど、こんな『人殺し』が生きていいなんて

思ってない

五色 工

着替えよ

五色 工

…はぁ、

こんなのもうとっくの前に慣れた

子供の頃に持っていた夢なんてとっくの前に捨てて

虐めをずっと受けて

先生たちだって見て見ぬふり

それが、普通だから

俺が、失敗作だから

何も、わからなくて

止まってしまうことすらただ怖くって

いつか、いつか…

明日が来ないで、夜は明けないで

って願うようにいつも眠るんだ

このままじゃダメだって分かって焦ってばかりで

誰か、助けてくれたら

なんて、叫べたら心の重さは軽くなるのかな

楽に、なれるのかな

五色 工

遅れました

そう、これが通常

俺なんて誰も望まない

心で泣いていても、ピエロのように笑顔を演じる、 それが…今の俺

前の俺なんて

そんなの、覚えてない

穢されて、汚して、今の俺ができた

これがありのままなのか、わからない

皆に求められる姿でいい、 どんな泥にだって被っていい

皆、絶対にそうだ

皆…同じなんだ

死にたい俺は、今でも嫌なほど息をして

生きたかった、生きていて欲しかった君は

明日がもうなくて

いずれ人は死んでしまう

それは分かってる

だけど、なんで……こんなにも辛いんだろう

放課後

五色 工

俺はよくここに来る

あの時、俺が殺してしまったあいつと よく来たこの場所

ここに来る度、後悔も繰り返すけど

ここにいると何故か居心地がよくて

心がスッと楽になるから

ここに来る

五色 工

今日も、来ちゃったな…

ずっと、この声が届くはず

誰かが見えるはず

そんな会ってみたい未来を

俺はひとりきりの世界でずっとそう

この場所で

願っていた

涙はもう流さない

見せない、そう決めていた

それでも心はずっと泣いたままで

明日はどうだろう、昨日より笑えたかな

なんてずっと一人で叫んでばかりなんだ

今日も昨日もいつの間にか寂しいままで

辛いままで心を刺す言葉だけ聞こえて

聞こえないふりだけ上手くなる度

一緒に過ごす夜に輝く星だけは綺麗だと思えて

不意に涙が出てくるんだ

いつか今の出来事は過去になれば

忘れられるのかな

五色 工

…帰ろ、かな

多分また来るんだろう

その時はまた、ね

次の日 昼

五色 工

お腹も空かない

俺が俺じゃ、人間じゃないみたい…(笑

五色 工

はぁ、ッ

屋上は息がしやすい

誰もいない

俺一人で

気が楽で…

何も考えなくていいから

五色 工

あ~ぁ、なんでなんだろ(笑

五色 工

どうせ、皆最後死ぬくせに

五色 工

今が辛くて、

五色 工

死にたいだなんて…

五色 工

おかしいだろ、

この世界には愛なんてもの、ないと思ってる

そんな色に何色でもない俺を混ぜて

いっそ、この体を投げ出したい

五色 工

チャイム音

五色 工

サボろ、

生き方なんて皆知らない

耐えるなんてことを知らない夜には毎日のように 涙を二つ

心の底から笑うなんて出来ない毎日に

どうか、どうか…サヨナラをしたい

部活をしていたら皆幸せそうな顔で 嬉しかったことを語る

そんな中、空いてしまった俺の心は

何で誤魔化せばいいんだろう

皆と同じように正しく生きてきたはずなのに

いつの間にか貼り付けられていたタグ

剥がしても、剥がしても

勝手にランク付けされていく理不尽な世界

もう、飽きてくる

五色 工

人間いつか死ぬかわかんないんだったら

五色 工

もう、死なせろ~!って、

五色 工

あほらし…(笑

チャイム音

五色 工

…ど~しよ、かな~(笑

あんな所には戻りたくもない

どうにか愛されたいだけだった

今日だけでも良かった

それでも俺は夜と過ごす中片隅で

俺自身に最上級の言葉をひとつ

いつものように呟くんだ

五色 工

最後の1秒まで、

そう、呟くんだ

ガチャ

五色 工

ぇ、

白布 賢二郎

五色 工

し、白布さ

白布 賢二郎

お前何して、

五色 工

ッ、

白布 賢二郎

…別に、言わなくてもいいけど

五色 工

白布 賢二郎

こういう時だけ無口になるよな、お前

五色 工

ぁ…

白布 賢二郎

いいよ、別に

白布 賢二郎

お前のことなんて俺が知ったことねぇし

五色 工

じゃ、じゃあ…なんで、

五色 工

白布さんも、ここに…

白布 賢二郎

次自習って言われたから抜けてきた

白布 賢二郎

それだけ

五色 工

えぇ、

この人、時々ぶっ飛んでんだよな

白布 賢二郎

それで、さっきの

五色 工

白布 賢二郎

最後の1秒まで、って何

五色 工

ッ、!

聞かれた

俺の中でいつも、俺だけが知ってる言葉

白布 賢二郎

最後って

白布 賢二郎

あの、"最期"じゃねぇよな

五色 工

そこまで、勘づかれてしまったら何も答えられない

白布 賢二郎

…は~、

白布 賢二郎

お前の考えてる事はまぁわかったけど

白布 賢二郎

そんな、重く考えんな_

五色 工

何も、知らないじゃないですか

白布 賢二郎

は?

五色 工

俺の事、何も知らないくせに何を言うんですか

五色 工

ずっと、ずっと……我慢して耐えてきたのに

五色 工

そんなこと言われたら、

五色 工

もっと辛くなるじゃないですか、

白布 賢二郎

五色 工

…もういいです

五色 工

は~……

やってしまった

何も関係ない白布さんに、当たってしまった

よりによって白布さんに

五色 工

でも、俺が悪いんだ

五色 工

俺が、俺が悪い

五色 工

それは……どうやったって変わらない、

過去は、何をしても変わってくれないんだから

白布 賢二郎

お前、ッ…速すぎ……ッ

五色 工

!?

五色 工

し、白布さん!?

五色 工

な、なんで……

白布 賢二郎

太一、からッ…聞いてたの、忘れてた…ッ

五色 工

ぇ"ッ?

白布 賢二郎

お前、小二のときから虐められてんだろ…

五色 工

ぁ、あ……ぁ…ッ

白布 賢二郎

は、

知られた

しられてしまった

五色 工

いやだ…やだ、いやだ……

白布 賢二郎

お、おい

なんで?なんでそんなに俺に構うの?

俺なんかに構わないでよ

"人殺し"になんか近づかないでよ、

白布 賢二郎

ギュ

五色 工

ぇ、

白布 賢二郎

お前が知られたくなかったのは分かった

白布 賢二郎

悪かった

白布 賢二郎

でも、俺だってお前のことを仲間だって思ってる

白布 賢二郎

大切な仲間だって

白布 賢二郎

思ってるんだよ

五色 工

で、も…人ッ、殺し……

白布 賢二郎

お前は人殺しなんかじゃない

白布 賢二郎

お前はなにもしてない

白布 賢二郎

人を殺すなんてこと、してない!

五色 工

でも、俺……ッ

白布 賢二郎

相手はお前を助けてくれたんだ

白布 賢二郎

助けられたならそれで相手は本望だと思うぞ

五色 工

ッ、

白布 賢二郎

俺が死ねばよかった

白布 賢二郎

そう言いたいんだろ?

五色 工

ぁ、…

白布 賢二郎

でもそんなこと言ったら助けてくれた相手はどう思う?

白布 賢二郎

せっかく助けたのに

白布 賢二郎

そう思うだろ

白布 賢二郎

お前だって、そう思うはずだ

五色 工

白布 賢二郎

だから、自分のせいにするな

白布 賢二郎

お前はお前しかいない

白布 賢二郎

お前を褒められるのもお前だけだ

白布 賢二郎

信じられるのも

白布 賢二郎

ここまできて下がる?

白布 賢二郎

全部、お前が一人でやってきたことなんだろ!

白布 賢二郎

自分自身を下に見て…?

白布 賢二郎

馬鹿だろ、!

五色 工

ッ!

白布 賢二郎

過去のことをどうやったって考えてしまうのも

白布 賢二郎

心に空いた穴だって簡単に直せない

白布 賢二郎

だけど

白布 賢二郎

生きてたら何回だって悩むんだよ

白布 賢二郎

皆、同じ人間だから

白布 賢二郎

いつだって俯いてもいい

白布 賢二郎

だけど諦めることだけはやめろ

白布 賢二郎

これまでの努力も、全部無駄になるんだ

白布 賢二郎

だから俯いて止まってもいい

白布 賢二郎

だけど戻るのだけは、やめろ

白布 賢二郎

何が自分なのか分からなくなるぞ

五色 工

ぁ…

何がありのままなのか分からなかった

それは諦めようと、してたから……

白布 賢二郎

虐めの件は他の奴ら連れて解決させる

五色 工

五色 工

それは、

白布 賢二郎

あ~……知らねぇ人だと嫌か、

五色 工

……はい、

白布 賢二郎

ならバレー部の皆で

五色 工

…いいんですか、?

白布 賢二郎

皆、お前を助けようとしてる

白布 賢二郎

天童さんだってわかんねぇかもだけど心配してたぞ

五色 工

え?

白布 賢二郎

ご飯がちゃんと食べれてない

白布 賢二郎

よく夜中に姿を見かける

白布 賢二郎

って

五色 工

そんなことまで、

白布 賢二郎

他にも皆心配してる

白布 賢二郎

だから、今はいいんだよ

白布 賢二郎

休め

五色 工

や、休めって……

白布 賢二郎

吐き出したいこと、全部吐き出せばいい

白布 賢二郎

お前の好きなように、生きればいいんだから

五色 工

白布 賢二郎

これからは俺らが支える

白布 賢二郎

だから、無理すんなよ

五色 工

ッ……は"い"ッ…!(泣

川西 太一

け~んじろ

川西 太一

って、五色!?

白布 賢二郎

太一…

白布 賢二郎

助けろ、

※五色は白布に抱きついて寝てます※

川西 太一

いやぁ、無理☆(棒

白布 賢二郎

こっちは身動き出来ねぇんだよ、

川西 太一

でも満更でもない顔してんじゃん(笑

白布 賢二郎

は!?

白布 賢二郎

うるせ…//

川西 太一

先輩らしいことできたんじゃん

白布 賢二郎

できてねぇ人に言われたくね~

川西 太一

うわ、痛いとこ突くね

白布 賢二郎

てか助けろって

川西 太一

はいはい

川西 太一

とりま保健室か

白布 賢二郎

そうだな

白布 賢二郎

それと_

川西 太一

_おけ

川西 太一

集めかけとく

白布 賢二郎

ありがと

五色 工

ん"

白布 賢二郎

起きたか?

五色 工

!?!?!?

白布 賢二郎

お前忘れたのかよ

白布 賢二郎

俺に抱きついてきたかと思ったら爆睡しやがって、

白布 賢二郎

おかげで足がつった

五色 工

す、すみませ

白布 賢二郎

別に、スッキリしたとかなら…いい

五色 工

ぇ?

五色 工

あ…はい、

五色 工

随分…楽です

白布 賢二郎

そ、なら良かったわ

五色 工

そ、の…俺…

白布 賢二郎

いじめの件はこっちで片付ける

五色 工

いや、ちが…

白布 賢二郎

五色 工

お、俺…親にも

五色 工

捨てられたんです…

白布 賢二郎

は?

五色 工

俺のせいで、親が離婚して…

五色 工

それで、虐待……を受けてて

五色 工

でも、中学に上がる頃

五色 工

お金だけ置いて出ていったんです…

白布 賢二郎

じゃあなんでここに…

五色 工

その、祖父母の家に避難したんです

五色 工

父の

五色 工

それで、色々…助けて貰って

五色 工

このザマ…本当に、ダメダメですね…

白布 賢二郎

ならこれから恩返ししてけばいいんじゃねぇの?

五色 工

え?

白布 賢二郎

まだ時間はあるし

白布 賢二郎

今回の件が落ち着いたら

白布 賢二郎

恩を返すために色々やったらいいじゃねぇか

五色 工

…そうですね、

五色 工

その考えは…なかったです…

白布 賢二郎

まぁ、一旦お前は休んどけ

白布 賢二郎

こっちで勝手にやっとくから

五色 工

ありがとう、ございます……(泣

白布 賢二郎

泣くなって…

白布 賢二郎

目腫れんぞ、

五色 工

もう腫れてるんで…(笑

白布 賢二郎

おい、(笑

こんなにも、暖かいんだな…

白布 賢二郎

わざわざ俺の我儘で時間を割いてもらって、すみません

山形 隼人

別にいいっての!

大平 獅音

俺らだって仲間を侮辱されたら…なぁ?

川西 太一

は、はい…

川西 太一

(大平さんいつにもましてキレてる…)

瀬見 英太

ていうか助けるっつっても何すんだ?

白布 賢二郎

正論ぶちかまして最後に殴ります

瀬見 英太

殴っ!?

川西 太一

何回か、殴られたことがあるらしいので

天童 覚

それは、余計許せないネ~?

白布 賢二郎

だから、お願いします

牛島 若利

あぁ、任せろ

この時間が、ものすごく怖い

いつも通りのはずなのに

何か、起きてしまうんじゃないかって……

不安で、息が_

白布 賢二郎

失礼

五色 工

!?

川西 太一

五色を虐めた中心の奴、出てこい

川西さん…見たことないくらい…怒ってる、?

何、俺ですけど

先輩方勢揃いで、なんです?(笑

牛島 若利

牛島 若利

お前か

天童 覚

ヒョロッヒョロ(笑

は!?

山形 隼人

で?

山形 隼人

お前、五色にした事…分かってんのか?

は?なんこと…

瀬見 英太

とぼけたって無駄だ

瀬見 英太

こっちは大切な部員で仲間なんだよ

瀬見 英太

そんな大切な後輩を虐められてキレるやついねぇっつの

大平 獅音

それに、こんなヘラヘラしてたら…余計なぁ

大平 獅音

イライラが収まらないな

で、も…あいつは人殺し……

白布 賢二郎

人殺し?頭イカれてんのか

白布 賢二郎

五色を助けたから死んだっていいたいのか?

白布 賢二郎

それは合ってる、それでも人殺しになんてならねぇよ

白布 賢二郎

死んだやつは五色を助けるために命を投げ出すつもりで助けたんだ

ならなんであんな嫌われ者…

白布 賢二郎

それはお前の勝手な解釈だろ

白布 賢二郎

五色だって人間だぞ?

白布 賢二郎

泣いたり我慢してきたってのに

白布 賢二郎

お前は何にも分かってないんだな

は、はぁ?

白布 賢二郎

お前はこの10何年何してきたんだよ

天童 覚

もう一度一からやり直した方がいいんじゃナイ?(笑

ッ!?

牛島 若利

お前がもし五色の立場に立った時、耐えられるのか?

牛島 若利

人を下げて自分だけ上にあげるだけのやつが

牛島 若利

五色のように強い心で戦えるのか?

牛島 若利

いつだって五色は負けないようにお前らに立ち向かって戦っていた

牛島 若利

だけどお前はどうだ?

牛島 若利

…何とか答えたらどうなんだ

ぁ、え…ッ

大平 獅音

皆同じ人間だって言うのに勝手に差別、虐めをする

大平 獅音

そんなんじゃ何時になっても平和になんてならない

大平 獅音

お前らみたいな腐ったやつがいるからな

く、腐っ!?

天童 覚

俺だってネ~、小さい時は気持ち悪いって気味悪がられたよ

天童 覚

見た目で判断されて

天童 覚

辛かったけど

天童 覚

みんなに出逢えたから今の俺はここにいる

天童 覚

だけどお前は?

天童 覚

ずっと同じように生きてきて

天童 覚

何が変わったの?

天童 覚

ずっと心は子供のまんまなんじゃナイ?(笑

なッ!?

瀬見 英太

人は皆違う、それは同じだ

瀬見 英太

だけど人は人で皆同じ

瀬見 英太

それをわかってから戻ってこい

山形 隼人

もう校長には話付けたから

山形 隼人

退学、な

は、?

なんでだよ、

川西 太一

なんでって、わかんないの?

川西 太一

虐めって結局は犯罪でもあるでしょ

川西 太一

暴行罪だって、犯したくせに

白布 賢二郎

あぁ、そうだ

白布 賢二郎

とりあえず

白布 賢二郎

7人分、殴らせろ

は!?

・・・

白布 賢二郎

は~…すっきり

川西 太一

それ賢二郎が言うやつ?

川西 太一

ていうか五色自身に殴らせないで大丈夫?

五色 工

え"!?

五色 工

流石に大丈夫です!!!!

大平 獅音

でもなぁ、

五色 工

皆さんに…俺の辛かった気持ちを

五色 工

思い知らされて、もうダウンしてますし…

瀬見 英太

まぁ、そうだな…

天童 覚

流石にやりすぎたかもネ…

牛島 若利

いや、これくらいが丁度いいだろう

牛島 若利

何時まで経っても人の心が分からないやつにはこれくらい

牛島 若利

思い知らせるくらいがちょうどいい

白布 賢二郎

まぁ、教師達に叱られる以外は…ですね

川西 太一

いや先生もせんせ~じゃね?

山形 隼人

それは、まぁ…な

川西 太一

ちぇ

五色 工

あの、皆さん…

五色 工

ありがとう…ございましたッ……(泣

瀬見 英太

泣!?

瀬見 英太

な、泣きやめ!?

五色 工

無理ですぅ"…(泣

天童 覚

辛かったね、工

五色 工

う"ぁ…(泣

川西 太一

まぁ、ちゃんと解決出来てよかったね

大平 獅音

これはちゃんと…なんだろうか、

山形 隼人

さぁ、

あれからは虐めてきたやつも退学になって

虐めは終わった

なんだかずっとあったものだから 違和感でしかないけれど

バレー部のみんなが居てくれるから

少しは和らいでいる

春高予選、俺らは負けてしまった

全力は尽くしたというものの

あんなことがあったせいで威力などは 落ちて迷惑を掛けた

だけど皆気にしなかった

皆はお前が元気になってくれてるだけで嬉しいから、 ってわざわざ言ってくれて

涙が溢れだした

そして今日は今のメンバーでの最後のミーティング

牛島 若利

五色

五色 工

はい!

牛島 若利

頼むぞ

五色 工

ッ!

五色 工

は"い"ッ!(泣

正解か不正解か分からなくても

今俺にある想いはずっと消えない

ずっとこの世界は変わらない

人は繋がって重なって

いつか伝わるんだ

何がありのままなのか分からなくても

今がありのままなんだ

俺のこんな姿をずっと、愛して欲しい

誰かの期待には目を伏せて

今目の前にあることを愛そう

泣けなくても、笑えなくても、 歌えなくても、何も無くても、

愛せなくても、愛されなくても

それでも今を生きて欲しい

俺が愛していたいのは神様なんかじゃない

あんなことを考えていた過去の自分だけには 断じてなりたくない

俺が何を言われても俺だということには 変わらないんだから

そう、笑っているんだ

五色 工

俺"ッ、皆に…ッ

五色 工

皆さんにッ、出逢えて"ぇ、良かったです……ッ

天童 覚

それは俺も!

山形 隼人

俺らが居なくなっても

大平 獅音

頑張れよ

瀬見 英太

未来の大エース!

五色 工

はいッ!

最初の1秒を思い出して、 最後の1秒まで前を向け それが今俺の中にある言葉。

この作品はいかがでしたか?

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コメント

8

ユーザー

これは、泣かない人居ない、まじ私と全く似すぎて泣けた、でも、こういうのって、なんか、あれだな

ユーザー

泥中に咲く私も好きです(* ¨ *)💖 先輩たち頼りになるなぁ・(( °ω° )): 満更でもない白さん、、🤣

ユーザー

今回の作品では、「のだ」「ハローセカイ」「Blessing」「心を刺す言葉だけ」「スーパーヒーロー」「メリュー」「失敗作少女」「誰かの心臓になれたのなら」「泥中に咲く」「はぐ」「ハナタバ」「劣等哀歌」「私は、私達は」の13曲を曲パロとして使わせて頂きました✨ 全13曲、知ってる曲もあると思いますが是非聞いてみてください‪👍🏻 ̖́-‬︎ 私のおすすめの曲です💕(他にもありますけどねꉂ🤭)

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