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暗咒

へっへっへ

暗咒

なんか、難しいねぇ

暗咒

作者、恋愛経験ゼロだから

暗咒

まぁ、第三話、スタート

「夕立」

月海

君は、今朝の。

nakamu

え、あ、うん

まさか、彼女が出てくるなんて 誰が想像しただろうか

月海

プリント、ありがとね。

nakamu

いや、頼まれたから

月海

そ。

月海

じゃあ、

nakamu

待って!!

閉じかけていた扉を力ずくで止める

月海

……なに?

nakamu

あ、えっと…その

彼女ともっと話したい

その一心で思わず引き止めてしまった

けど、ここで黙っていると変な人だ

何か、会話のネタを…

nakamu

あ!えっと…先生が、何で学校に来ないのかって…聞いてて、、、

スンと冷たくなる彼女の目

nakamu

あ、いやだったら言わなくていいんだけど…聞きたいなって、

月海

頼まれたから?

nakamu

それも、あるけど…

nakamu

個人的に気になるから、。

nakamu

朝も、何であんな所にいたのか、とか…色々

nakamu

知りたいから

nakamu

教えてくれない?

月海

……

きっと、たった数秒の沈黙。

だけど俺には、 とても長い時間にも思えた。

月海

…まだ、言うときじゃないと思うよ

月海

そこまで仲良くないし

nakamu

そ、そうだよね…

nakamu

ごめん。急に変なこと言って

きっと今、俺の顔は真っ赤だろう

理由は分からないが、ちょっと暑い

nakamu

お、俺帰るから…

逃げるように雨崎さん家をあとにしようとすると

ザー

nakamu

ゆ、夕立…

月海

……

月海

はぁ…、上がってく?

nakamu

いやいや、なんか、悪いし…

月海

夕立だけど

nakamu

nakamu

お、邪魔します

月海

適当に座ってていいよ

月海

何か飲み物出すね。甘いのヘーキ?

nakamu

あ、うん。全然ヘーキ

結局、上がらせてもらった

というかこの人、こんなにホイホイと 男を家に上げていいのか

俺が言うのもなんかあれだが、 危なくないか?

もし、“俺だから”とかだったら 嬉しいのに

月海

…い

月海

おーい

月海

聞いてます?

nakamuの顔の前で手をふりふりする

nakamu

えぁ、ご、ごめん…考え事してた

月海

そ、なら良かった

月海

はいこれ。今朝はありがとね

月海から手渡されたのは 洗濯されきれいに畳まれたタオル

nakamu

そのまま返してくれても良かったのに

月海

流石にね?雨で濡れちゃったし

月海

あと、ホットミルクティー

月海

苦手だったらそのままにしておいていいから

nakamu

あ、ありがと

ほわほわと湯気がたつミルクティー

え、うま

nakamu

美味しい…

月海

口にあったなら良かった

nakamu

……

月海

……

二人の間に沈黙が流れる

何か、話したいけど、何を話せば、、

月海

理由だっけ?

nakamu

え?

月海

先生から聞かれたの。学校に行かない理由でしょ

nakamu

教えて、くれるの?

月海

まぁ、別に隠すようなことでもないし雨あがるまで地味に時間あるから

月海

フゥ、、

月海は目の前のホットココアを 一口飲んでから口を開いた

月海

私が学校に行かない理由はね、

月海

“つまらないから”

月海

それだけだよ

nakamu

つまらない…?

正直、もっと重い理由だと思っていた

イジメとか、家庭環境が、とか…

学校がつまらない。

…分からない

俺は、学校がつまらないと思ったことがないから、分からない

nakamu

べ、勉強は…?

月海

ある程度は分かるし、別に学校に行かなくても勉強はできる

月海

だから、行かない

“来て欲しい”

俺の心は正直で、そんなことを思った

nakamu

じゃあ、面白かったら行くの?

月海

え?

nakamu

学校が楽しいって思えたら、通う?

月海

まぁ…

月海

楽しいなら、ね。

nakamu

じゃあさ、明日学校に来てよ

月海

…何で?

nakamu

学校か楽しいって思わせる!

nakamu

ね?

月海

……

流石にこんなにすぐに頷くわけないk…

月海

分かった行く。

nakamu

…え?

月海

え?

nakamu

き、来てくれるの?

月海

だって楽しいって思わせてくれるんでしょ?

月海

別に行っても損はないかなって

nakamu

う、うん!損はさせないから

月海

ははっ、そんなに自信満々だと更に楽しみだよ

そう言ってニコッと笑う彼女は陽の光に照らされて、、

すごく、きれいだった

月海

あ、雨やんだみたいだ

nakamu

じ、じゃあまた明日!

月海

うん。また明日

さっきまでの土砂降りが 嘘だったかのように晴れている

nakamu

………

nakamu

はぁぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!!

nakamu

ヤバいめっちゃキンチョーした、、

nakamu

変なこと言ってないよね?!

nakamu

いや、家に上がってる時点でヤバい奴か?

nakamu

というか学校に誘っちゃった

nakamu

勢い余って楽しませるとか…

nakamu

俺のバカ…

nakamu

これで、“つまんなかった”って言われでもしたら、、

nakamu

……しぬぅ、、

子供

ママ〜あの人何やってるの?

うふふ、青春よ〜

子供

青春って何??

いずれ分かるわよ〜

nakamu

、、、、、

nakamu

はぁ…帰ろ。

暗咒

最後はネタに全振りしました笑

暗咒

次回、待望(?)の学校編!!

暗咒

さてさて、彼女は無事に学校に行けるのか!

暗咒

そして彼の恋の行方はいかに!!

暗咒

では次回

暗咒

ばいじゅ〜

『あ、晴れた。』

【WT】君の心を晴らすのは俺じゃない

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