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ぬ
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コメント
5件
ちょおおおおおおーーーー!!!! 1個目の作品と同様でもうほんとこういうの好きすぎるよ天才かシロップちゃん!!🫵🏻🫵🏻 あのね言葉遣いがなんていうの小説家かなってくらい素晴らしいのだよほんとうに!!😭😭🎶 バッドエンド、ハッピーエンド、トゥルーエンドで繋がってく発想流石に参りました👏🏻 ( ? なんだろうなんか言い表せないほどのこの満足感というかなんていうか…読み終えた時に心がぶわあって埋まってくのよ!!🥹🥹( ? 青さんが頑張ってるのもよきよき😌😌そして桃さんあなた勝手な解 釈だけど青さんのこと好きすぎてすこーし歪んでる?そんな事ないか!笑 こういう雰囲気の作品みたかったからシロップちゃんのおかげで今幸せだよありがとう😻😻🎶 大会参加ありがとう‼️ お疲れ様でした🙌🏻🎵
好きすぎて滅 大会のランキング上昇中 また書いてよね、こういう作品 最高すぎてしーあわせー!
主
主
主
主
主
主
主
1回目
「BAD END」
放課後
校舎の階段を降りるたびに
並んで歩く距離が少しずつ遠くなるのを
桃
僕は見つめるしかなかった
言葉にしないと
この時間は終わらない
曲は鈍くなっているのに
舞踏会は終わらない
でも
終演は突然だった
2回目
「HAPPY END」
2度目の世界では逃げなかった
同じ教室
同じ席
でも
胸の中にある感情を
今度は「なかったこと」にはできない
ねぇ、
君だけが輝いてるよ
他はみーんな
死んじゃえ
それでも世間は優しくなかった
視線。
噂。
圧。
モブ
モブ
あいつの一言で桃くんを変えた
??回目
「??????」
桃
目が覚めると
枕が濡れていた
理由は分からない
でも、確信だけは残った
____俺は青を失う世界を知ってる
それも
一度や二度じゃない
______
世界が巻き戻る音がした
主
主
主
主
____
世界が巻き戻る音がした
おーい寝るなよー
青
ここは、…
教室…?
気づいたら僕は机の上に突っ伏してた
モブ
モブ
隣の席のモブくん
うざい
青
昼休み前の少し眠くなる時間
窓の外はまだ何も知らない蝉が鳴いている
青
あー。
違う
3回目だ
1度目はハッピーエンド
2度目はバッドエンド
さ、
3回目はなにがくるかなーっと
桃
この声は
青
聞き慣れた声が後ろから降ってきた
振り向くことはできない
____。
怖いから
この世界で僕は
何もしなかった
いや、
できなかった
それは優しさだと思ったし
正しさだとも思った
学生で、
同級生で
、
男同士で
踏み込めば壊れる関係
頭では理解してた
だから笑った
仮面をした
仮面をしながら踊った
最初は明るいテンポだったけど
桃くんが誰かと話して
楽しそうに笑ってる
桃
桃
青
その一言で全部飲み込んだ
曲はどんどん低く、鈍くなる
卒業式の日
桜が散る校舎裏で
君は言った
桃
あっけなく
ほんとうに
どうでも良い話のように
青
それだけしか言えなかった
本当は行かないでほしい
一緒にいたい
名前を呼んで欲しい
でも、
口を開けば全部溢れそうで
桃
背中に投げられたその言葉が
舞踏会終了の合図だった
連絡は途切れた
記憶だけが蘇る
あれ
なんで伝えなかったんだろ
想いは伝えたかったんじゃない
僕が
青
「BAD END」
仮面舞踏会
放課後
夕焼けに染まる窓際で
震える声で伝えた
青
青
全て壊れると思った
でも彼は笑った
桃
世界が報われた気がした
誰にも言えない関係
指先が触れるだけで
心臓が壊れそうになる距離
それでも幸せだよ
僕たちの間に赤い薔薇が咲いた
桃
桃
赤い紅葉色に染まる屋上君はそう言った
桃
守る為に
分かってるよ
でもね
その正しさが
僕を切り捨てた
桃
薔薇の花びらが舞い落ちてった
幸せだった時間は
思い出になった瞬間に
棘に変わった
そう
美しい薔薇に
棘があるのを忘れていた
「HAPPY END」
薔薇の棘
桃
桃
最初の違和感
青が“俺をみる目”じゃないこと
まるで
もう一度出会えたかのような
その理由を知ったのは
夢の中だった
_____
夢の中の俺はいつも1人
教室にはみんないて
青の席だけがない
誰に聞いても
モブ
っていう
でも、俺は知ってる
カチッ
タイマーが鳴る音がした
時間は迫ってる
机の傷
黒板にかいた落書き
笑い声の余韻
そう
青だけが消えた世界
現実のあいつは
その未来を知ってる顔をしてる
だから分かった
青は
消える
離れる
いなくなる
そういうエンドを何回も迎えてる
そして俺は
その度に取り残される側だった
ゲームでいえば
与えられたルートをその通りにこなすキャラクター
それが俺が知ってしまったもの
俺は
優しいふりをやめた
タイマーはどんどん進む
青が話すと
俺を含めようとするのも
「いつか」
「その時」
その“いつか”に俺がいないルートを何回も見てるから
青はもう見てる
だから
逃げ道を塞ぐことにした
放課後
桃
誰もいない教室
夕焼けで影がよく伸びる
桃
声を落とす
青
桃
桃
そう
いわゆる
「バグ」
冗談みたいに言った
でも視線は逸らさない
逃げ場を与えない
桃
桃
青
息が止まる音がした
時間は止まる
桃
桃
青の手首を掴む
青
強く握る
でも離せる余地もない
桃
桃
これは脅しじゃない
事実の提示
だいじょーぶ
俺は青の額に自分の額を当てた
逃げられないね
桃
それは祈りじゃない
ただの命令
青が小さく息を吐いて
俺の名前を呼んだ
青
ああ
これは
???エンドだね
タイマーは俺たちをおいて進む
???エンドで微笑むのは
青
君が僕を見てる
ただそれだけなのに胸の奥がぎゅっとする
逃げなきゃ
という気持ちと
ここにいなきゃ
という確信
__あぁ、もう選択肢がない
それを理解した時
不思議と怖さは消えた
バッドエンドもハッピーエンドも
ぜーんぶ覚えてる
言わなかった未来
言って壊れた未来
どっちも同じ結末
桃くんだけが
僕のいない世界に引き込まれる
その顔を
なんども見た
笑ってるのに
目は死んでる桃くん
それが1番
耐えられなかった
だから
三度目の世界で僕は
「正解」を探すのをやめた
正しさなんて必要ない
そう思ったから
桃
名前を呼ばれて体が小さく跳ねた
近い
逃げようと思えば逃げれる
いくらでも下がれる距離
なのに
足が動かない
桃
青
怖い
桃
桃
全身に鳥肌がたつ
桃
青
息が止まる
やっぱり
やっぱり知ってた
桃
あぁ、
そっか
桃くんは僕を守ってるんじゃない
僕がいなくなる未来から自分を守ってる
時間は進む
僕の心は操り人形のように動き出す
桃くんは僕の手首を掴む
青
力が強い
桃
桃
桃
あはっ、
正解だよ
桃くんの額を僕の額とくっつける
桃
あ、
これって
「トゥルーエンド」だ
きっと桃くんは僕を閉じ込める
でも
縛っているのは彼の手じゃない
僕自身の記憶
いなくなる痛み
置いていく後悔
取り残される君の背中
全部が
僕をここに立たせている
青
名前を呼ぶとすぐに目が合う
青
それだけで君の表情が少しだけ緩んだ
あぁ
これだ
この顔を守るんだったら
僕は
なんだって選べる
世界がどうなっても良い
正解じゃなくても良い
ただ
桃くんがぼくをみていて
僕がここに存在できるなら
それが僕たちのトゥルーエンド
そして最後に微笑むのは
きっと
愛に閉じることを選んだ
青
これが檻だとしても
僕は
鍵を最初から持っていた
それだけの話
「TRUE END」
時間に操られる操り人形
…
そう言えば
時間はまだとまってないよ?
たとえこれが正解だとしても