テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

 

嗚呼またか、

何度この夢を見たのかなんて分からない

俺は相棒だった香坂を殺した

スイッチは何回もあったッ、けど俺は無視した

 

アイツから香坂からLINEがきた

アイツはあの日屋上でウィスキーを持って俺の事を待っていると言った

だが、俺は行かなかった

『こっちは仕事してんのに何言ってんだ』って

あの時俺が行ってれば少しは未来は変わったのか、?

 

俺はアイツを追い詰めた

次の日アイツの家に行こうと思い足を運んだ

家に着き、信じられない光景を目の当たりした

 

俺の目の前には_

冷たくなった香坂が地面に倒れていた

あの日の光景は今でも忘れられない

それから俺は捜査一課から飛ばされ、警察官などの運転手として働いた

 

『相棒殺し』

この言葉も何回も聞いた、何回も何回もッ、

俺はもう何も感じなくなった

俺は他人の事を信用しないし自分自身の事も信用しない

 

 

香坂義孝

し~ま~さん?

志摩一未

ッ、!

志摩一未

こう、さかッ、

香坂義孝

志摩さん

香坂義孝

何で幸せに暮らしてるんですか?
俺の事追い詰めて、見て見ぬふりして、なのに何でですか?

志摩一未

ッ、それは、!

香坂義孝

志摩さん俺ず~っと待ってたんです。

香坂義孝

志摩さんが来るの

香坂義孝

けど、志摩さんは来なかった

香坂義孝

今の相棒は良いですよね、
俺の事件の事志摩さんのせいじゃないって言ってくれて

香坂義孝

だけど結局は、
志摩さんは、相棒殺しのまんまですね 笑

志摩一未

ッ、

香坂義孝

ねぇ、志摩さん?

志摩一未

な、んだッ、?

香坂義孝

志摩さんは______ですね。笑

志摩一未

ッ、ぁ

 

 

志摩一未

、はッ、!

志摩一未

はぁ、はぁ、!

 

志摩一未

ッ、やっぱ何回見ても慣れねぇな、笑

志摩一未

ッ、まだ夜中か

こういう日は大体寝れない

寝れたとしてもその日はあの夢しか見る事ができない

 

志摩一未

香坂の事件は事故だった、か

その言葉は伊吹が言った言葉だ

伊吹は香坂の件を知り、真実を突き止めたいと

それで探ってるうちに答えを見つけた

『香坂は最後まで刑事だった』

香坂はあの日の夜、1人の女性を助けた

香坂の行動のお陰で、2人の命が助かった

だが、香坂は死んだ

転落死だったと、けど大半の刑事は俺を疑った

『お前が香坂に無理やりウィスキーを飲まして落としたんじゃないか』って

そんな事はするはずがない、けど俺は香坂を殺したと同じくらいの事をした

だから俺にはそれを否定できる権利などなかったのだ

 

志摩一未

香坂の相棒が俺じゃなくて伊吹だったらッ、

志摩一未

きっと、きっとッ、!

 

志摩一未

ははっ、笑
自分で言って辛くなるなんて自分勝手だな、

 

志摩一未

はぁ、取り敢えず起きるか

 

 

 

志摩一未

仕事に支障が出なければ良いが、

志摩一未

まぁ、その時は_

伊吹藍

通話終了

通話
00:00

 

志摩一未

あ?
んだよ伊吹か

伊吹藍

『あっ、もしもし志摩ちゃん?』

志摩一未

何だよ、こんな夜中に

伊吹藍

『って言いながら出てくれてんじゃんっ!』

志摩一未

うるせぇ

志摩一未

で、要件は?

伊吹藍

『いや~なんかさ、イヤな予感がして』

志摩一未

は?
お前大丈夫か?

伊吹藍

『俺じゃなくて志摩』

志摩一未

俺かよ、
てか嫌な予感てなんだよ

伊吹藍

『志摩が苦しんでるような、
 そんな感じがしたの!!』

志摩一未

取り敢えず俺は大丈夫だ

伊吹藍

『志摩の大丈夫は_

志摩一未

はいはい、じゃあな

伊吹藍

『えっ!?ちょっ、!!』

志摩一未

通話終了

通話
03:21

 

志摩一未

アイツ遂に、
プライベートにあの嗅覚?勘?を使いやがった

志摩一未

ッ、俺の事なんて気にしなくて良いのに何で、!

 

志摩一未

ッ、出勤する時間になるまで書類にでも目通しておくか、

 

 

 

志摩一未

そろそろ時間か

 

志摩一未

よし、行こう

 

loading

この作品はいかがでしたか?

209

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚